某旅行社の2泊3日のツアーに参加して
友達3人で山形県の蔵王に行ってまいりました。
今回の旅行はお天気などが非常に気に掛かり
行く前から何だかストレスを感じる旅行でしたが、
帰ってみればやはり「行ってよかったなぁ~」と
思える旅になりました。
1日目のメインは蔵王の樹氷見学、
2日目は最上川下りと銀山温泉街散策
3日目は中尊寺見学でした。
バスは町中の平坦地から段々蔵王山へ登って行き
途中からロープウェイに乗り換えます。
町中には美しい雪景色が広がっているのに
ロープウェイで登って行くにつれてお天気も荒れ模様になり、
周りの木々には重たい雪が降りつもり
少しづつ樹氷と呼ばれる感じに近づいていくんですね。
山頂駅に着くと、そこは吹雪いていて樹氷も沢山出来ていましたが、
寒さの為に写真を撮る余裕もなく引き返してしまいました。
この山頂で-10度という気温を初めて体験しました。
厚手の手袋をしているのに指先がジンジンし、
今までに感じたことのない指先の感覚で、
ちょっと恐怖を感じましたね。
ロープウェイで降りるに従って普通の感じになりましたが。
暗くなってから雪降る中、雪上車に乗って
ライトアップされた樹氷見学に行きました。
夜見る樹氷は存在感が増すというか
明るい頃とはまた違った感じに見えますね。
ところで、樹氷は雪深い所で見られるのであれば
北海道などでも沢山見れるはずですが、
「青森トドマツ」という木しか樹氷と呼ばれる状態にならないらしく
「青森トドマツ」は青森が北限なんだそうですよ。
なので蔵王山周辺には、この木が沢山あるということでしょうね。
しき鳴くは樹氷の山に何の鳥 三好達治