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趣味のこと・家族のこと・ワンコのこと、
日々の生活を思いつくままに綴っていきたいと思います。

いいかげんは よい加減

2010年04月26日 | シニアライフ

今朝のシバザクラ、綺麗に咲いています



アップにしたシバザクラ




ある日の読売新聞の朝刊 『 くらし教育 』 コーナーの中で興味ある話が掲載されていました

                               (用語委員会・関根健一さん)より


         
 

でたらめを言ったり、なげやりな態度をとったりすると、「いいかげんだ」としかられます。

でも、「 かげん(加減)」は加えたり減らしたりして調整すること、それがいい(よい)のが「いい加減」です。

どうして悪い意味になってしまったのでしょう。

「 いい加減 」 は、もともと、ちょうどよい程度を指す言葉です。

おふろの温度でいえば、熱くもぬるくもない 「 いい湯加減 」 です。

でも、もっと熱い湯が好きな人には、ちょっと物足りなく感じるかもしれません。

ちょうどよい程度(適度)というのは、見方を変えると、中途半端で、どっちつかずの程度とも言えるのです。

そんなところから、大ざっぱ、無責任といった悪い意味が生まれたのでしょう。

「 お湯はいい加減だよ 」 のように、よい意味(適度)の場合は、

「 いい 」 の最初の「 い 」 と、「 加減 」 の 「 げん 」 を高くいいます。

悪い意味の 「 いいかげん 」 は全体を平たく言います。

意味の違いを音の高低で区別しているのです。


         

この記事を読んでいて 「 いいかげん 」 は決して悪い意味じゃなく、

良い意味での 「 いい加減 」 は、 「 いいあんばい 」 と解釈するのが当てはまると思いました

私もこれから先、良い意味での 「 いいかげん 」 に残りの人生を過ごせればと思っています


コメント (18)
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