一緒に遊ぼう プレイグループ

幼稚園に入る前のお子さんとお母さん(お父さんも歓迎)のための集まりを、教会で行っています。その活動報告です。

6月のお話「ザアカイ」

2009年06月03日 | プレイグループ活動
木に登ったザアカイさん 

ザアカイさんは、まわりの人たちからむりやり税金を取り立てる人でした。みんなからは嫌われていて友達がいませんでした。平気のふりをしていましたが、本当はとてもさびしかったのです

ですからイエス様が来るといううわさを聞くと、ぜひお会いしたいと思いました。

でも、背が低いザアカイさんは、人垣のむこうのイエスさまが見えません。一目でいいからイエスさまを見たいとの思いで、ザアカイさんは木に登りました

そこをイエスさまが通りかかり…

さて、ザアカイさんには何が起こるのでしょうか。

今月は、新約聖書の中のルカによる福音書19章1~10節にあるお話しをします。

プレイグループ物語(1)

2009年06月01日 | プレイグループのあゆみ
 はじまり
 私達の教会は、もともとは高田馬場にありました。文明堂の工場だった建物を買い取ってこの地に移ってきたのは、1995年のことです。当時、主任牧師だった尾山令仁先生が、子供をもつお母さんのために、月に一回「子育てセミナー」を行なっていました。その頃から、幼稚園に入る前のお子さんとお母さんのための集まりをしたいねという話が、セミナー出席者の私達の中では何度も出ては消えていました。

 私たちは、「子育てセミナー」の学びと交わりで自分の子育てが助けられているのを感じていました。お互いのつらさや悩みを話すことのできる集まり、聖書の子育ての知恵を分け合うことのできる集まり、そんなものがあれば、「公園デビュー」とか「母子カプセル」で悩んでいるお母さんたちの逃れ場になるのではという思いがありました。

神様からのゴーサイン
 ある日、子供を泣くまでたたかずにはいられなかったという方が、子育てセミナーで神様の愛に触れ立ち直ったという体験を目の当たりにしました。前から考えていた親子の会を必要としている人がまだいるだろうと思った時、私達は一歩を踏み出さずにはいられませんでした。

 何度も出ては立ち消えになっていた理由の一つが、日程の問題でした。教会の婦人会をしている金曜日と同じ曜日に行なえれば、婦人会の方とも交流ができ、また何かの時には助けてもらえるのではないかと考えたからです。でも、一番頼りにしていたクミコさんは、すでに毎週金曜日に予定が入っていたのです。

 どうしても、どうにかしたいとの思いから「ねえ、やっぱり、やろうよ」とクミコさんに電話したとき、彼女が驚きました。あとで言われた言葉によると「ぞくっとした」そうです。それは、今まで話をするたびにネックになっていた彼女の別の活動が、数日前に他の曜日に変更されたところだったからです。

「神様のゴーサインだね。」そういって、私達は、親と子の集まりを始めようと決意しました。