一緒に遊ぼう プレイグループ

幼稚園に入る前のお子さんとお母さん(お父さんも歓迎)のための集まりを、教会で行っています。その活動報告です。

「親子でサンドイッチ」とランチタイムコンサート

2008年09月25日 | プレイグループ活動
今日は教会でランチタイムコンサートがあるので、お母さんたちが聴きに行かれるようにプログラムを工夫しました。

今日の手遊び「大きな栗の木の下で」
「大きな栗の木」と「小さな栗の木」の歌で遊びました。

今日の絵本「でんしゃでいこう」
男の子は電車や汽車や車が大好きな子が多いですね。Iくんも、電車が大好き。先週も以前読んだ絵本を覚えていて、本棚を指差して「見たい、見たい」と大騒ぎ。どれが見たいのかと思ったら、機関車の絵本でした。それで、今回は図書館でこの本を見つけて来ました。

「やまのえき」から「うみのえき」に向かって、電車が走ります。ページをめくるたびにトンネルに入り、トンネルを出ると全く違う景色が現れます。雪山だったり、鉄橋だったり、花畑だったり。単純な繰り返しのもつ安定感と、景色の変わる変化の面白さ。子供たちは目を丸くして見ていました。

反対から読むと「でんしゃでかえろう」になって、「うみのえき」から「やまのえき」に走ります。どちらからでも読めて、2度楽しめます。

今日の絵本ーその2「サンドイッチ サンドイッチ」
こどものとも年少版のこの絵本は、リアルな絵でサンドイッチができるまでを書いています。今日はサンドイッチを作るので、この絵本で事前勉強。

スタッフのKさんは、絵本とそっくりのパンと具を作って、それを見せながらサンドイッチのお話しをしました。子供たちの気分はもうすっかりサンドイッチ。

聖書のお話「帰って来た息子」
今月はルカによる福音書のイエスさまのたとえ話の一つをお話しています。今日は紙芝居を使ってお話しです。

同じお話を一ヶ月続けてすると、子供たちも覚えてくれます。小さなみことばの種が、いつか芽を出すことを祈りつつ。

英語の歌「Ten little sandwiches」
サンドイッチついでに、「Ten little Indians」を替え歌にして、サンドイッチの歌にしてしまいました。ちょっと強引。サンドイッチを one little sandwich, two little sandwiches って教えてもいいかなあと、ふと不安に思いながらも、楽しく勝手に歌ってしまいました。

今日の活動「親子でサンドイッチ」
いつもは今日の遊びの前に、フルーツとお茶の時間でゆっくりするのですが、今日は12時までにお昼を食べ終わりたいので、すぐにサンドイッチ作りになりました。

レタス、トマト、キュウリ、ハム、チーズ、スライスしたゆで卵

大きなサンドイッチの模型を使った説明を見ながら、みんなで順番にパンに具を乗せていきます。お母さんに手伝ってもらって、みんな上手に乗せていました。

いつもの持ち寄りフルーツポンチと麦茶と一緒に、いただきま~す。
みんなで作って食べると、おいしいね。


教会のランチタイムコンサートが12時15分からなので、今日はその前にお昼ごはんをすませ、お母さんたちにはお子さん抜きでゆっくりコンサートを聴きにいってもらいました。ちょっとぐずったお子さんも、いい子で遊んで待っていました。たまには、こういう時間もいいですね。

工作―ピョンピョンガエル

2008年09月18日 | プレイグループ活動
台風13号の影響で、雨模様となり、何人かは乳母車にレインコートをかけて来て下さいました。自転車で来る方は、雨になると厳しいです。

今日は、Tちゃんのおばあちゃんも来てくれました。沖縄から泊まりに来ているそうで、「沖縄のおばあ」と一緒でうれしそう。しっかりもののTちゃんが、今日はちょっと甘えん坊に見えました。

今日の手遊び「やさいのうた」
トマトは トントントン (げんこつをとんとん)
キャベツは キャッキャッキャッ (両手をパッパッパッ)
キュウリは キュッキュッキュッ (両手でしぼるみたいに)
ダイコンは コンコンコン (頭をコンコンコン)

ピーマンは ピッピッピっ(人差し指でツンツン)
カボチャは チャッチャッチャッ (拍手)
ニンジンは ニンニンニン (人差し指を立てて忍法の手)
ハクサイは クサイクサイクサイ (鼻をつまんで手をひらひら)

リズムもいいし、動きも楽しいので、子供は大好きです。喜んでくれるので、何度も歌ってしまいます。

絵の上手なお母さんが、野菜たちのかわいい絵を描いてくださり、ひとつずつ割り箸の柄がついてます。歌に合わせてそれを振ると楽しいのですが、子供たちが持ちたがって、みんなに持たせるのが大変。こちらも持っていると手遊びができないので、今日は持たないで、順に並べておきました。子供たちで取り合いにならず、それもよかったかも。

余計なこととは思いながら、「ハクサイはほんとはおいしいんだよ」と、ちょっとハクサイのために弁明してしまいました。言葉遊びとしては、おもしろいんですけどね。

今日の絵本「だるまちゃんとてんぐちゃん」

加古里子さんの定番絵本。だるまちゃんシリーズのひとつです。
お友達のてんぐちゃんと同じものが欲しいだるまちゃん。おとうさんのだるまどんは、一緒に考えて探してくれます。

まねっこしてきただるまちゃんを見て、そのたびにてんぐちゃんが「いいねえ」と言ってくれる素直な姿、最後に「いっしょだね」と仲良く喜んでいる二人、大好きです。ほのぼのとしたお友達関係がいいです。

みんなに読む時には、一つ一つの絵をゆっくり見ていられませんが、親子で読む時には、「この靴はだれのだろうねえ」などと話しながら、隅々まで楽しんで下さい。

聖書のお話「帰ってきた息子」

今月はルカによる福音書15章にある放蕩息子のお話です。今日は絵本を使ってお話しました。

お父さんに財産をわけてもらって家を出た息子は、お金があるうちはみんなにチヤホヤされて楽しく遊んで暮らしましたが、お金がなくなると友達も離れてしまい、とうとうブタのえさを食べながら仕事を手伝う生活に。そこで思い出したのは、お父さんのこと。今さらだけど、帰るところはそこだけです。うなだれて帰る息子を、ずっと待っていたお父さんは、駆け寄って思い切り抱きしめました。

自分の失敗に気づいたら、素直に謝ってやり直せばいいのです。本当に自分を愛してくれる人は、自分がどんなになっても受けとめてくれるのですから。

今日の遊び「工作」
スーパーの袋の底の両角に、新聞紙を丸めて入れて、輪ゴムでとめます。これがおめめになります。

次に新聞紙をたくさん重ねて大きなボール大にまでして袋に入れると、これがお顔です。袋の持ち手をしっかり結び、丸い顔にします。

目のところを黒く塗り、かわいい顔を描くと、カエルのできあがり。目の間につなげた輪ゴムをつけて、広告の紙を細く切った足をつけると、大きなヨーヨー、ぴょんぴょんガエルになりました

子供たちは、自分の顔よりも大きいカエルを持って、揺らす子、振り回す子、引きずる子、いろいろありますが、大喜びです。

センスのいいお母さんが、カエルの目のところをうまく使って、赤ちゃんマンをつくってみました。これは好評でした。また、目ではなくて大きくしたら耳にならないかしら、と工夫して、ミッキーマウスに挑戦しましたが、白い袋を真っ黒に塗るところで挫折。しろくまちゃんなら、できたかしら?


放蕩息子のお話は、神様から離れていた私たちが、神様のもとに戻ろうとした時に、神様がすべてゆるして受けとめて下さることを表しています。親のあり方として教えられるところも多いです。

神様のように、本当の愛の人にはなかなかなれませんが、私たちも、子供が失敗して悔やんでいる時には、「だから言ったじゃない。自業自得だよ」と追い討ちをかけて苦しめないで、「大丈夫、もう一度一緒に頑張ろうよ」と励ましてあげたいものですね。

自分の子育ての失敗を思い出しながら、相棒のしてくれるお話を聞きました。

9月の小麦粘土

2008年09月11日 | プレイグループ活動
猛暑とゲリラ雷雨の夏がやっと終わり、虫の声の聞こえる季節となりました。

今日から秋学期のはじまりです。
みんなどうしてたかなあ、どこかに行った楽しいお話を聞かせてくれるかなあ、と期待しながら、お友達が来るのを待ちました。

一番乗りは10時をちょっと過ぎた頃に、Tちゃん。
いつもおだやかでニコニコ顔のTちゃんは、待ちきれなかったという様子で、私たちスタッフを感激させてくれました。

今日の手遊び「大きな栗の木の下で」
「おおきなくりの きのしたで…」 
頭の上でとんがり帽子のように手を合わせて、頭、肩、ひざと手を下ろします。

大きな声で、大きな木を作りながら歌ったあとは、今度は
「ちいさなくりの きのしたで…」
と、小さな声で、小さい木を作りながら歌います。

以前、音楽家のお母さんがいらした時に、いろいろな栗の木の歌にアレンジしてピアノを弾いて下さり、それに合わせて遊んだことがありました。そのお母さんのようにはうまくできませんが、こうして変化させていくのが子供は好きですね。

今日の絵本「いそがしいよる」
ばばばあちゃんシリーズの一つです。きれいな星空とお月さまにさそわれて、お庭で寝ることにしたばばばあちゃん。次々と思いついて、さあ大忙し。

2歳児にはちょっと長いし、中身も難しいかなと思いましたが、みんないい子で聞いてくれました。

聖書のお話し「帰ってきた息子」
ルカによる福音書15章にある、いわゆる「放蕩息子」のお話しの紙芝居をしました。スタッフが30年以上前に教会学校で聞いた子供賛美があるので、紙芝居に合わせて彼女に歌ってもらいました。みんなも少しずつ覚えられるかな。

英語の歌「Happy All the Time」
「I'm in-right, out-right, up-right, down-right, happy all the time …」
happy all the time で手をパンパンパンとたたく、リズミカルな歌です。

今日の遊び「小麦粘土」
今日の写真は、Iくんが遊んでいた小麦粘土です。パステルトーンがちょうどお茶菓子のように見えて、おいしそうでした。

Tくんのリクエストで、今日は紫色を作りましたが、まるで紫芋のお菓子みたいでした。これは、青と赤の染料を混ぜて作りました。染料はアメリカのスーパーで買ってきた egg dyeです。イースター・エッグを作る時に使う食品色素で、粉末の日本製と違って液体なので、混ぜて色を作るのが楽です。


今日は,5ヶ月のベビーを連れた新しい方がいらっしゃいました。もちろん,ベビーはまだ活動に参加できませんが、小麦粘土の時間にちょうどベビーが寝てくれたので、お母さんが代わりに(?)粘土遊びをしながらおしゃべりをして、みんなとのんびり過ごすことができました。これもプレイグループの楽しみ方の一つです。