一緒に遊ぼう プレイグループ

幼稚園に入る前のお子さんとお母さん(お父さんも歓迎)のための集まりを、教会で行っています。その活動報告です。

七面鳥の手形

2008年11月27日 | プレイグループ活動
11月の第4木曜日は、アメリカでは感謝祭の日になります。
THANKSGIVING DAY と言われています。

ピルグリム・ファーザーズが新大陸に渡って、厳しい冬を越し、始めての収穫の秋を迎えた時に、原住民のインディアンの人々の助けに感謝して、共に収穫を祝ったことから始まったそうです。

ですので、聖書にあるキリスト教の行事ではありませんが、その感謝が神様への感謝として行なわれ続けているので、プレイグループでもとりあげています。

手遊び「大きな栗の木の下で」
大きな木と小さな木をして、英語の「Under the spreading chesutnut tree」も歌いました。

ちょっと反省したのですが、月の手遊びを決めたのはいいけど、その代わりに、今まで結構気ままにいろいろな手遊びをしていたが、しなくなってしまったなあと気づきました。子供の顔を見て、子供たちのノリ具合を見て、もっといろいろやってあげなくちゃ楽しくないですよね。
教えるためにやっているのではなく、楽しむためにやっているのですからね

絵本「おちばがおどる」
ポプラ社のいとうひろしの本の9です。
先週、落ち葉の冠を作った時に、読んであげようと思っていた本でした。

落ち葉のお人形が楽しそうに踊っていますが、子供によっては、落ち葉の顔が「こわ~い!」といって、いやがりました。確かに絵がよく描けていてリアルすぎ、おばけのように見えるかもしれません。

聖書のお話し「ありがとうのてがみ」

いのちのことば社から今年でたばかりの絵本です。
ページごとに、小さな封筒がついていて、中に「ありがとうの手紙」が入っています。子供たちは、そういうのを出したくて、寄ってくるので、時として、お話が中断されますが、それもしかたありません。

みんなは、どういうありがとうの手紙を書くかな。

今日の遊び「絵の具遊びと七面鳥の手形」
3歳くらいまでのこのくらいの子は、まだ「絵を描く」というよりも、「絵の具で遊ぶ」という感じです。

ですので、テーブルに新聞紙を敷いて、その上に白い模造紙をはって、固定します。子供たちは大きなテーブルの模造紙に直接描きます。ゆかはマットを汚すことを気にしないでいいように、ゴザを敷きました。

筆や歯ブラシやガーゼをまいた割りばしなどと、水を入れたジャムのビン、絵の具を一色ずつ出した皿を用意します。

お母さんの補助のもと、好きな色を好きなようにテーブルの模造紙の上にのせていきます。ぐるぐる描いたり、ぺたぺた描いたり、様々です。お母さんたちがその横で、アンパンマンを描いてみせたり、電車を描いてあげたりしています。

子供によっては、水遊びになっちゃう子もいますし、最後は全部の色が混ざって灰色になっちゃいますが、子供たちは楽しそうに遊びます。

さて、きょうは、別のテーブルに七面鳥の手形用の紙と絵の具と筆を用意しました。お子さんの手のひらと指に絵の具を塗って、紙にうつし、その後、足と目を描き、あごの下にちょっと赤い皮膚をたらすと、ほ~ら,七面鳥の出来上がり!

オレンジ色の台紙にはって、Happy Thanksgiving カードができました。


「子供がこんなに夢中になるとは思わなかった」とよく言われます。いつも落ち着かない子が集中して遊んでいるのを見て、自分の子の思わぬ面を発見したと言った方もいました。子供は、こうして自分で自由にできる遊びが大好きです。小さい頃には「夢中の時間を過ごすこと」が、子供の心を育てるのではないでしょうか。

いつも、家でしてあげられない遊びのひとつとして、みなさん楽しんでくださいます。家では、汚れてしまうことや準備や後片付けを思うと、子供が好きと思ってもなかなかできませんよね。

落ち葉の冠

2008年11月20日 | プレイグループ活動
プレイグループの活動は、この11月で丸12年になるのですが、この落ち葉の冠と来週の七面鳥の手形は、初期の頃から毎年11月になると必ずする定番の遊びです。

手遊び「大きな栗の木の下で」
日本語で歌ったあと、今日は英語の歌に挑戦。

Under the spreading chestnut tree.
There we sit both you and me.
Oh, how happy we will be!
Under the spreading chestnut tree.

意味を考えると、なんだかほほえましくて、恋の歌みたいに感じるのですが、実際はどうなんでしょうか。

絵本「14ひきのおつきみ」
「おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そしてきょうだい10ぴき。ぼくらはみんなで14ひきかぞく。」
ではじまる、ノネズミ一家のお話です。

ちょっと遅くなりましたが、今日はお月見のお話しをしました。視点が木の上へ上へと移っていき、後半は、空の色が次々と変わっていきます。みごとな夕焼けと大きなお月さまが、とっても美しくて好きです。

いわむらかずおさんの14匹シリーズは、優しくて緻密で繊細な絵が気に入っていたので、自分の子供たちには、よく読んであげました。

というか、実は、このシリーズの文章はあまり好きではないので、自分で文を変えていましたが。たぶんページの下に1行しか書けないという字数制限のせいだと思うのですが、体言留めが多く、それが好きではありませんでした。それで、子供に読むときには、きちんとした「ですます文」に変えて読んでいました。

文はとにかく、絵は大人が見ても楽しくかわいいです。子供は、隅っこにいる小さなカエルや虫を見つけて喜びます。

この絵本は最後に「おつきさま、ありがとう」と月に感謝していますが、そこのところはちょっと補足して、「おひさまやお月さまを作って下さった神様に、感謝しましょうね」と、付け足させていただきました。

今日のお話し「感謝」
手作り紙芝居で、感謝のお話しをしました。

今日の遊び「落ち葉の冠」
落ち葉の冠は、保育園の園長をしていた友人が教えて下さいました。色紙で作った冠に、両面テープやボンドを使って色とりどりの落ち葉やドングリを貼って飾ります。

おとなはバランス良くきれいに作ろうとしますが、子供たちは大好きなドングリだけをならべてつけたり、赤い実を一列につけたり、好きなものだけをただはりつけるのが楽しいんですね。

賢いお母さんは、そこで何も文句を言わずに、好きにさせて見ているか、手伝ってあげます。決して「こうしなさい」とは言いません。だって、子供の遊びですもの。子供自身がそうすることを楽しめることが、一番大事です。夢中になってすることで、子供は充実した時間を過ごします。

指示されたら楽しくないですよね。きれいな冠を作るのが目的ではありませんから。

でも、お母さんが主導権を持つこともあります。そういうときは「共同作業」ということで、それはそれで、楽しんでもらいます。

今年は、大きな葉っぱがたくさんあったので、お面作りを始めたお母さんがいました。目と口を切り抜いて小さい葉っぱを使って飾ったり、いろんな顔ができて、お母さんたち自身も工作を楽しんでくれました。

公園遊び

2008年11月13日 | プレイグループ活動
昨日までの雨がウソのように、真っ青な空が広がって、公園遊びに最適な秋晴れの一日でした。すばらしいお天気をくださった主に感謝!

今日は10時半に教会のロビーに集合して、前にある北新井公園に行きました。
小さな広場とお砂場と遊具があり、広すぎず狭すぎずの居心地のいい公園です。大きなサクラの木があるので、春にはお花見が楽しめます。

青いビニールシートに荷物を置いて、場所を確保したら、まずは11時半までは、それぞれが自由遊び。お砂場に飛んで行く子、シャボン玉をしたがる子、ボールをける子、押し車にまたがる子。みんな思い思いに遊びはじめました。

お母さんたちはおしゃべりもしたかったと思いますが、子供についていったので、みんなバラバラになってしまいました。1~2歳児は、まだお友達と一緒に遊ぶ楽しさはわからないので、一人だけで(またはお母さんと)自分の好きなことをして遊びます。「仲良く遊んで」と思うのは、無理な時期ですね。

ふと見ると砂場遊びがマイブームのHちゃんのママが、ひとりで砂場の脇にいたので、私はそこに行って、しばしおしゃべりをしました。

相棒のKさんは、子供たちに囲まれてシャボン玉をふいていました。シャボン玉は子供はみんな大好きですが、ストローをうまくふける子、ふけない子がいるので、大人のサポートが必要です。

ストローを使わないでいいように、小さな輪っかをふって作るものをもっていきましたが、右手でふってシャボン玉を作っている間に、左手の神経がどこかに行ってしまうので、左手にもっているシャボン液がたいていこぼれてしまうのです

シャボン玉を一人で上手にこぼさずにできるようになるのは、やはり幼稚園に上がるくらいの4歳頃なのでしょうか。右手と左手、両方をコントロールできるのは、まだ先ですね。

さて、11時半になったので、皆さんに声をかけて、シートに集まってもらい、いつものように歌とお話しです。みんなおなかもすいたせいか、だれもぐずらず、いい子で集まってきました。

手遊び「やさいのうた」
トマトは  とんとんとん   (グーを上下にトントントン)
きゃべつは きゃっきゃっきゃっ(両手を前にパッパッパ)
きゅうりは きゅっきゅっきゅっ(ぞうきんをしぼるように)
だいこんは こんこんこん   (頭をコンコンコン)

ピーマンは ぴっぴっぴっ   (人差し指を頭の左右でツンツン)
かぼちゃは ちゃっちゃっちゃっ(拍手)
にんじんは にんにんにん   (人差し指を立てて忍法のように縦に重ねる)
はくさいは くさいくさいくさい(鼻をつまんで、もう一方の手であおぐ)

かわいい野菜の絵が書いてあるペープサートを、以前来ていたお母さんが作ってくれました。いつもその絵を見せながら、歌います。

ことば遊びで「クサイ」と言われてしまうハクサイの名誉のために、「でも、はくさいはおいしいんだよね」と言わずにはいられません。

今日の紙芝居「3びきのこねこ」
図書館で借りてきた童心社の紙芝居をしました。

くろねこ、みけねこ、しろねこが、ネズミを捕まえようとして粉を浴びて3匹とも「しろねこ」になったり、カエルを捕まえようとしてすすを浴びて「くろねこ」になったり、かわいい猫ちゃんたちの動きに、子供たちは大喜びでした。

今日のお話し「感謝」
さて、今月のテーマは「感謝」です。Kさんは,おもむろにおにぎりを出して、ぱくりと食べました。

「おかあさん、おにぎりを作ってくれて、どうもありがとう

でも、おにぎりのもとのお米を作ったのはお百姓さんだから、お百姓さんにもありがとうをいうのかな? 
お百姓さんがお米を作れたのは、お日さまや雨のおかげだから、お空にもありがとうかな? 

お日さまや雨、お百姓さん、お店屋さん、みんな作って下さったのは、神様です。ごはんのお米を買うお金を稼いで,ごはんを作ってくれたお父さんやお母さん、それからたくさんの人たち,自然の恵みに感謝するだけでなく、一番大切なのは、すべてを作ってくださった神様にありがとうを言うことですよね。

今日は、そういうお話をして下さいました。

英語の歌「BINGO」
There was a farmer had a dog and Bingo was his name-o
B-I-N-G-O
B-I-N-G-O
B-I-N-G-O
And Bingo was his name-o

Tさんがオートハープを演奏しながら、いろいろな英語の歌を歌ってくれます。
今日もたくさん歌ってくれましたが、その中のひとつです。

リズミカルな歌で、2番は B-I-N-G-O のはじめのBを手拍子に、3番ではBとIを、というふうに、ひとつずつ手拍子に変えていき、最後は5つとも手拍子になります。ノリノリで、すぐ覚えられます。


お昼はシートの上でみんなでお弁当をいただき、最後にまたみんなでお砂場に行って遊びました。ついでにそこで記念撮影をしました。

いつも元気なTちゃんやIくんが、今日はお熱のためにお休みでした。Yくんもお休みだったのは、もしかしたら風邪だったのかもしれません。風邪やインフルエンザがはやり始めているそうです。皆さんも、どうぞお気をつけ下さい。

子育てセミナー

2008年11月06日 | プレイグループ活動
私たちのプレイグループでは、年に二度、子育てセミナーを行なっています。
たいていは7月と3月なのですが、今年は都合で7月にできなかったので、ちょっと遅れて11月になりました。

今回は、所沢にあるオレンジ・カフェ・チャーチ平山廣恵先生に来ていただきました。
廣恵先生は、5歳のぼうやのお母さん。ご自身も子育て奮闘中で、また先生の教会には今小さいお子さん連れの方が集まる会があって、大盛況のようです。

オレンジ・カフェ・チャーチのHPがありますので、ぜひそのにぎやかの様子をご覧ください。
http://orange.monyoake.com/

子育てセミナーは2階のフェローシップルームと呼ばれている食堂で行なわれましたが、その間にスタッフの私たちが、教会の4階に作られている「子供広場」で子供たちと遊びました。

[子供広場」は、小さい子供たちが多い私たちの教会に、子供たちが安心して遊べる場を作ろうということで、若いご夫婦たちが協力して整えた遊び場です。床にはマットを敷き詰めて土足厳禁とし、遊具や遊び道具をそろえました。親たちは遊んでいる子供たちを見ながら、安心しておしゃべりをすることもできて、大好評です。

今のところ、日曜日の午後、礼拝後に解放されていますが、管理する大人がいれば平日も借りることができます。ということで、今日はプレイグループでお借りしました。

感謝なことに、遊び相手の大人が私たち二人では足りないと思っていたところ、当日になってYさんが手伝いに来てくださいました。神様は、いつも私たちの足りないところをこのように補って下さるんです。ハレルヤでした。


今までは同室で子供たちを遊ばせながら子育てセミナーをしていましたが、今回は、別室での託児となったため、お母さんから離れるかなあと心配でした。でも、楽しい遊具のある子供広場のおかげで、どうにか1時間半、子供たちを遊ばせることができました。

Aちゃんは、普段プレイグループに来ていないせいか、手作り小麦粘土に夢中で、ずっとそれを使っておままごとをしていました。

Kくんは、まだ1歳未満ですが、クッションフロアでよちよちとごきげんでした。途中で泣き始めてダメかなあと思いましたが、ダッコされるとご機嫌になり、結局ずっと4階にいることができました。

Sちゃんは、ママが恋しくなってしまい、途中から2階に戻りました。でも、2階のおもちゃでいい子で遊んでいたので、ママはそばにつきながらもお話を聞くことができたそうです。子供広場も気に入ったみたいで、お昼を食べたあと、ママともう一度遊びに行きました。

他の子供たちも、プレイハウス、ボール、乗り物、滑り台などで夢中になって遊んでいました 人気のおもちゃは、時には取り合いも。とってもにぎやかでした。

さて、ママたちはどうだったかな?
いい時間をもてたでしょうか。
たまには子供から離れて、自分の子育てを振り返る時間をもてるといいですよね。

私も、子供たちが小さい時には牧師先生の子育てセミナーのおかげで、悩みつつも人並みな子育てができたように思います。迷いの多い子育ての中で、親のあり方、子供のあり方を、聖書のみことばから学べたことは、本当に感謝でした。聖書は「人間の取扱説明書」だそうです。迷った時には、聖書に聞いてみて下さい。