一緒に遊ぼう プレイグループ

幼稚園に入る前のお子さんとお母さん(お父さんも歓迎)のための集まりを、教会で行っています。その活動報告です。

プレイグループ版ハロウィン

2013年10月24日 | プレイグループ活動
ここ数年、日本でも「ハロウィン」が季節の行事となり、町のスーパーやコンビニもハロウィングッズであふれるようになってきました。

プレイグループを始めた頃にはハロウィンはまだもの珍しく、1年目の時には小物も日本ではあまり手に入らず、アメリカから持ち帰ったものを寄せ集めて雰囲気を作り、スタッフが仮装してみんなを迎えて「trick or treat」をして遊びました。

ところが、その後、日本でもハロウィンの知名度が高まるにつれ、これは教会としてふさわしいのかという議論があちこちでなされるようになりました。

私たちも話し合いを行ない、これは聖書に書かれている行事ではないこと、ケルト民族の異教的なお祭りがもとであること、悪魔や悪霊や魔女などがモチーフに使われるのはよくないことなどから、やはり教会でするにはふさわしくないということで、2年目にはやめることにしました。

「え~、今年はやらないの
「去年とっても楽しかった。今年もやりたい
やめると言ったところ、お母さんたちから声が上がりました。

ウ~ン、困った、困った
そんなに楽しかったんなら、なんかしたいよね。

そこで、スタッフみんなで考えました

「じゃあ、おもしろいところだけとってやろうよ」
「お化けなんか怖くないんだよ。だって、イエスさまがついていれば、悪い霊なんかにげちゃうんだから」
「『trick or treat』はやめようよ。その代わり『ハレルヤ』『アーメン』にしよう」

「trick or treat」(お菓子をくれなきゃいたずるするぞ)という大人を脅迫するような意味の英語は、子どもに使わせたくなかったんです。

こうして、プレイグループ版ハロウィンは「ハレルヤ・パーティ」となったのでした。

というわけで、今年も毎年恒例の「ハレルヤ・パーティ」を行ないました

お母さんと一緒にスタッフの待つ小部屋のドアを「トントン」とたたいて、「ハレルヤ」「アーメン」の挨拶をしながら、お菓子をもらって歩きました

 

 



今日の絵本
「ムックとチャッピー まだかな まだかな」作・絵みぞぶちまさる(チャイルド社)

こぐまのムックとチャッピーの兄弟は、秋が深まるとお母さんに「まだかな」と聞きます。
さ~て、何を待っているのでしょうか。
冬になるとやってくるもの。なんだと思いますか。

優しい絵と、優しい語り口のお話です。

いつも絵本を読んでくれるアヤさんが急用でお休みになったので、どうしようかなあと思っていたところ、がっちゃんのお母さんがみんなに読んであげようと持って来てくれた絵本です。

ご自分で読んでくださいました。

がっちゃんのお母さんは、タイの方です。

ご長男を連れて初めてプレイグループにいらした時には、まだ日本語はたどたどしく、英語と日本語のミックスで会話をしたのですが、今では絵本をスラスラと読めます。えらいなあ。


プレイグループには、よく日本人と結婚した外国からのお母さんたちもよく来ます。

さくらちゃんのお母さんは、メキシコの方です。
お仕事で日本語を使って入らしたそうで、読むのも書くのも自然です。

いろいろな文化に触れることができて、楽しいです。

10月の予定

2013年10月02日 | プレイグループ活動
              

長かった猛暑から解放され、やっと秋らしくなってきました

「暑さ寒さも彼岸まで」昔の人はよく言ったものです。秋晴れの日には外遊びやお散歩がうれしい時期です。
そして「食欲の秋」「芸術の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」、何をするにも気持ちがいい季節。お子さんと一緒に、いろいろな秋を楽しんでください。

なお、今月は第5週がお休みになりますので、ご注意ください。
今月もプレイグループで一緒に遊びましょう

              

10月3日 小麦粘土 持ち物:果物のみ
月一回恒例の小麦粘土です。今月は第一週になります。

10月10日 お店屋さんごっこ(1)持ち物:果物のみ
今日は準備の日です。
お店に並べる品物をみんなで作りましょう。
丸めた新聞を色紙で包んでお野菜、得意な折紙でおもちゃ、毛糸でスパゲッティ。
みんなで知恵を出し合って、子供たちの喜びそうなものを作ってください

10月17日 お店屋さんごっこ(2)持ち物:買い物かご、果物
みんなで作った品物を並べて、お店屋さんごっこをします。
売り子になったりお客さんになったりして「いらっしゃいませ」「くださいな」「ありがとう」、そんなやり取りもできたら楽しいですね

10月24日 ハレルヤ・パーティ 持ち物:特になし、仮装でどうぞ
ハロウィンは今ではめずらしくなくなっていますが、プレイグループでは「ハレルヤ・パーティ」という名前の遊びをしています。
親子でおそろいの仮装もいいですし、色を統一するだけでもかわいいですよ。
もちろん仮装でなくてもOKです

10月31日 お休み(第5週目はお休みになります)


お店屋さんごっこ
お店やさんごっこでは、お店で売るものを作って、それをおもちゃのお金で売ったり買ったりします。

1週目は品物作りです。

新聞を丸めて色紙をかぶせれば、野菜や果物もできます
セロファンに紙を包めば、キャンディ。
三角の白い紙に黒い紙をはると、なんとおむすび
ご自分のアイディアでいろいろと楽しいものを作ってみてください。

子供たちも、色紙を丸めたり、ちぎったりしてお手伝いしますので、子供たちにも自由に作らせてあげてくださいね。
色紙を丸めて紙コップに入れるだけで、アイスクリームもできます。
紙の棒に綿をつけて「わたあめ」、毛糸に色紙を散らして「やきそば」や「スパゲッティ」。

折り紙の作品も、子供には十分喜ばれる「商品」です
さて、今年はどんな新メニューができるでしょうか。

ハレルヤ・パーティ
この時期になると、町のいろいろなところでオレンジと黒のハロウィン色が目につきますね。
今ではディズニーランドでも9月から早々とハロウィンをテーマにするくらいに、当たり前の行事となっていますが、プレイグループを始めた頃(1997 年)には、まだハロウィンはあまり一般的ではありませんでした。
アメリカ生活経験のあるスタッフのアイディアでハロウィンをしたところ、大好評でした。

けれども、よく調べてみると、ハロウィンはキリスト教会の行事ではないし、悪魔的な要素が強いので教会でするにはふさわしくないということがわかりました

そこで、ちょっとアレンジして「ハレルヤ・パーティ」に変え、それ以来プレイグループでは「ハロウィン」の時期にプレイグループ版「ハロウィン」として行なっています

おもしろいところだけをやっちゃおうというわけで、仮装をして、お菓子がもらえるパーティです。
仮装もお金をかけないで、色だけ統一したり、ちょっとおしゃれをしてくるだけでも十分です。
「trick or treat」(お菓子くれなけりゃ、いたずらするぞ)と大人を脅す代わりに、「ハレルヤ!」「アーメン」と声をかけ合います。
楽しんでください


10月の聖書のお話   「土に落ちた種」 
新約聖書 マタイによる福音書15章1~23節

イエスさまが話されたたとえ話です。
蒔かれた種がいろいろなところに落ちました。
道ばたに落ちた種、石地に落ちた種、いばらの中に落ちた種、良い地に落ちた種。
それぞれの種はどのように育つのでしょうか。

このたとえ話の意味は、難しくありません。なぜなら、イエスさまがその意味を説明しているからです。
私たちは実を結ぶ種でしょうか。

              



プレイグループは入会制をとっています。
初めての方は、無料で見学参加ができますので、気軽においで下さい。
教会でしていますが、キリスト教に関係ない方でも大丈夫です。
また、メンバー以外にオープンにしている集まりもあり、その時は無料または実費でどなたでも参加できます。


気に入っていただけたら、ぜひ入会し、続けて遊びにいらしてください。
お問い合わせは、このブログのコメントあてに。
または聖書キリスト教会HP(http://www.seishokirisuto.com/index.html)よりどうぞ。