ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

赤い灯台

2014-10-28 21:26:06 | 旅行
今回の旅行は釣りが目的だったわけで
『あこがれの島釣り』が出来たわけである。
ただ、本格的な釣り人は荷物を沢山持っていたけど
ゴロゴロと重たい荷物を持っていたのが実に邪魔臭かった。
『邪魔だ邪魔だ、退きやがれ』って心の声が叫んでいた。
同じ旅館に泊まる釣り人たちも
送迎バスに乗るときに、こちらから挨拶をしているのに
無視された感じである。
もう、彼らの頭の中は大物しかなかったのかもしれないけど
余裕というか、挨拶くらいはしろ!と
これまた、心の中で叫んだのである。
ちなみに、夕飯は我々の釣った魚が揚げて出てきたが
他の釣ったと思われる魚は出てこなかったので
愛想の無い釣り人はボウズだったのか
単にケチだったのかは不明だ。
魚で一番美味しいのは、種類とか関係なく
自分の釣った魚ほど美味しい物は無い。
なんか、選ばれた魚って感じだ。
多分、私に釣られた魚はマヌケだったのかもしれないけど
私にとってはご馳走である。
釣りの醍醐味っていうのは、ピクピクって竿に感じる魚の動きが
たまらないわけである。
今回の旅行は写真を結構沢山撮ったんだけど
釣れた魚を撮るのを忘れていた。
食べる時も食べるのに夢中で忘れてしまった。
頭の中に長らく滞在している記憶に残したのみである。
人に話す回数だけ、大物になっているような気がする。

魚の他にも潮の流れの速い所に落としてしまったバケツを
みんなで協力して拾いあげた事が今回の旅行での
一番忘れがたき事柄となった。
釣具屋のおばさんとも仲良くなったし
私らの釣りは『釣り』を楽しむ素晴らしい時間を作り上げていくのである。
魚の数や大きさでは味わえないものをガッチリ楽しんだ。