今日の行きの小田急線で代々木上原から乗ってきて
隣に座ったのはモデルであった。
モデルと取り巻き(多分、スタイリスト、メイク、マネージャー)
である。私は行きの電車は睡眠といいますか
ウツラウツラと電車の心地よい揺れで居眠りぽく目を瞑っていたので
新百合ヶ丘に着くまでは、会話だけで判断していた。
モデルは私の隣に座ったので顔を見えなかったのだが、
如何にも顔のツクリなりスタイルなりに自信が溢れているような
オーラを発していた会話であった。
ただなぁ、小田急線でどこにいくのか知らんが
売れているモデルだったら車だろ?!いや待てよ
車だと渋滞に巻き込まれたら遅れたりするからなぁ
などと顔を見ないけど想像はしておりましたじゃ。
新百合ヶ丘に着いた時、顔を見てやろうか悩んだが
なーんか、いかにもイナカッペじゃないですか、見たりしたら、
という事であえて、ブログネタを朝から見っけだけで
颯爽と格好よく脇目もふらずに降りたのであった。
イナカッペでもいいから見とくべきだったかもしれない。
ちょいと悔やまれるが、大勢に影響は無い。
帰りは小田急のデパ地下を通っていたら
なんと、偶然山ちゃんとチキン売り場近辺で遭遇した。
私が小田急から丸の内線、山ちゃんが丸の内線から小田急と
通り道であったわけだけど、お互いに帰る時間がマチマチである
かなりの確率の少ない現象に違いない。
帰宅モードに入っていた二人は、静かに挨拶を交わした次第だ。
今日が金曜日だとかだったら
どこかに繰り出していただろうけど、静かに分れたのであった。
今日読み終わった本は重松清『ブランケット・キャッツ』である。
猫好きな人にもそうでない人にも好評、博する短編集である。
貸し猫にまつわるいろんな人生が交差するわけだけど
瞼がじんわりと熱くなる、読後がたいへんに宜しい爽やかさだ。
ブランケット・キャッツ 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2008-02-07 |