ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

『アルルカンと道化師』

2022-06-29 21:49:32 | 本と雑誌
今日読み終った本は池井戸潤『アルルカンと道化師』。
今回も半沢直樹が大活躍で痛快だった。
ま、少し思ったには今回の敵はズルいけど
あまり強くない感じがした。
浅はかなのだ。
半沢直樹の味方は強いし善人だし、心強い。
サクサクと読める感じだし、安定感があるのだ。
どうやってピンチを乗り越えるかとかが面白い。
『正義は必ず勝つ』ところがスッキリするのだろう。
次の作品が出たら無条件に読むに違いない。

『熱風団地』

2022-06-19 23:42:02 | 通販・買い物
今日読み終わった本は大沢在昌『熱風団地』。
大沢在昌の昔の作品が好き。
新宿鮫、佐久間公シリーズ、アルバイト探偵シリーズなどなど
最近の物は読まなくなっていた。
今日思いついた言葉は
『助走がやたらと長い、助走だけで終わる』
今回の作品も、登場人物はOKなんだけど
ストーリーがツマラナイのである。
物語の環境的な説明ばかりで、山場がいつまで経ってもやってこない。
この小説の無駄を省けば3分の1くらいの厚さで済むと思う。
あるいは長編という形でなくて連作短編を書くつもりで
書いたら、よくなったのではないかと思うのだ。
いつの頃からか助走ばかりの小説を書くようになってしまったのが
残念である。
本の価値は厚さではなく面白さである。

『マスクは踊る』

2022-06-10 21:38:46 | 本と雑誌
今日読み終った本は東海林さだお『マスクは踊る』である。
『丸かじりシリーズ』は大好きなのだ。
この本は残念ながら食べ物の話が出てこないけど
面白いと思い読んだ。
驚いたのは東海林さだおさんが1937年生まれで
80歳を越えているという点だ。
好奇心の塊である東海林さんの着眼点が好きだ。
『丸かじりシリーズ』は
南中野図書館に置いていないので最近は読んでいない。
そういえば、最近は他の図書館に行っていないなぁ
コロナのせいに違いない。

梅雨入りしたのだろうか
明日の天気予報は雨になっている。
明日は眼科を予定しているので
軽い雨だと良いのだが
ま、瞳孔を拡げる目薬をするので
晴れよりも雨の方が都合が良い。

『池袋ウエストゲートパークⅩⅦ 炎上フェニックス』

2022-06-09 21:40:39 | 通販・買い物
今日読み終った本は石田衣良の
『池袋ウエストゲートパークⅩⅦ 炎上フェニックス』である。
このシリーズも17冊目となったわけだ。
石田衣良は楽に書いているような気がする。
事件を小説に書けば
マコトやタカシは勝手に事件を解決していくような気がするのだ。
警察の知り合いも居るし、ヤクザの知り合いも居るし
腕利きのハッカーも居るし
天下無敵な感じなのが安心感をもって読める。
小説の中だけでも絶対に正義が勝つのは嬉しいものである。
マンネリとも言えるけど新作が出ると読んでしまう。

6月に入って、色々な物が値上がりしている。
サミットに行って、カップヌードルをみて気づいた。
サミットでは通常148円(税別)で売っていたわけで
時々は128円に安くなったり、118円の時は嬉しくて
まとめ買いをしてしまう位だったが
この間の土曜日には168円になっていたのだ。
一気に20円も値上がりしたわけである。
サミットは安く売っていたようで
コンビニとかだったら200円位していたっような気がする。
というわけで、カップヌードルは買わなかった。
マイバスケットのトップバリューでは98円で売っていた。
勿論、買いました。

大崎梢『バスクル新宿』

2022-06-03 21:18:37 | 本と雑誌
今日読み終った本は大崎梢『バスクル新宿』。
バスクル新宿を利用した事はないけど
新宿駅南口で待合わせした時、早く着きすぎたので
バスクル新宿をぶらついた事があるので
本を読みながら、あそこだなぁ的な感覚で読めた。
5つの連作短編ものである。
私は連作短編が好きなのだが、
この本は素晴らしい事に4つの短編の登場人物が
5話目で揃って活躍するのである。
こういう小説を読んでいると
バス旅行がしたくなるものである。
ひとりでバス旅行って考えてみたのだが
私はひとり旅行をしたことがない。
憧れはあるんだけど、多分、時間を持て余す。
『孤独が好きな寂しがり屋』と
高校の時の国語の先生の言葉を思い出す。
好きな詩人の名を言ったら勝手に性格を言い当てられたのだが
割と当たっているかもしれない。
中原中也が好きな人は『孤独が好きな寂しがり屋』なのかなぁ?