今日読み終わった本は瀬尾まいこ『掬えば手には』
ナンバーワンにもオンリーワンにもなれない何をやっても
平均値で才能が無いと思っていた主人公。
まるで、私だ。と読者をひきつけるに違いない。
特別な能力に気づき、それを活かしてというか頼りに
ほのぼのと頑張ろうって呼びかける小説である。
何かほかの他人とは違う能力を持ちたいものである。
超能力って呼ぶには、実に目立たない、あるいは偶然の賜物かもしれない。
何事も自分が思うように上手く行かないものだけど
考え方ひとつ、あるいは言葉一つで
モチベーションが良い方向に転がれば、めっけものだ。
『そして、バトンは渡された』も良かったけど
『掬えば手には』も好きな作品である。
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