どうも、最近のテレビはクイズが流行っているようである。
『おじさんずイレブン』もいつの間にかクイズ形式になっていた。
出題者が多すぎるんじゃないのかなぁ?11人は要らない。
出題される問題はクイズ作家が作ったものだと思う。
どちらかといえば、小学校の教科書から拾ってきたような問題だ。
クイズにはお笑いタレントが良く出ている。
お笑いタレントなのに意外と物知りだというのを見せたい人もいる。
人を笑わすという事は賢く無いと出来ないものだからあたり前だ。
で、お笑いタレントなのに、笑わす技術が無いように思う。
勢いというか笑い屋が笑っているのかもしれないけど
結構、笑うほどのネタが出来る人は少ない。
『エンタの神様』を見てると現場では笑いの渦であるが
こちら側は『どこが面白いんじゃ』と首を捻る。
こういう笑い屋がいるような所でネタやっていると
すぐに枯れてしまうのではないかと、哀れな気もする。
笑う事は良い事だと言われているけど
なんか、『笑いがディスカウントされているみたいだ』
まぁ、テレビにお金など払っていないから
只のお笑いなんだけど。
今日読み終わった本は石田衣良『REVERS(リバース)』である。
まぁまぁかなぁ、ツッコミどころが沢山ある作品である。
ひとつは見た目もダサいオタクっぽい主人公がもてるという不思議。
だって、オドオドしてるし、さえない風貌だしハキハキしてないし
優しさを表現してる場面無いし面白味も無い男だ
母性本能とかをくすぐるようなタイプでもない。
それが会社一番の可愛い人やミスキャンパス女子大生に
ほとんど、一目ぼれ状態でもてるのである。
しかも、ふってしまうのだ。
もうひとりの主役であるヒロインは仕事に成功を収め
バリバリのキャリアウーマンである。こちらも
仕事が本人の努力とかは見えないうちにトントンと成功していく。
この作品はどこに着地する(結末)のかと思っていたら適当に終った。
誰をターゲットにした作品だろう?オチャラケタ作品である。
ま、そうは言っても石田衣良。ゆるく読んでしまうのだろうな。
REVERSE 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2007-08 |