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がんカフェ1周年 愛は寛容であり 愛は情深い

2014年09月27日 | 雑記
昨年の9月から始めて、1年がたちました。
毎月毎月、第4土曜日は欠かさずがんカフェを開催してきました。

多くのがんの方々との出会い、ご遺族との出会い、そして様々方々との再会があって
振り返ると思い出がいっぱいになっていました。
切手の寄付もあり、毎月「がんカフェ通信」を発行することもできました。

今日は、がん哲学外来の樋野先生のオファーで、私たちのカフェもがん哲学外来にするかどうか?
という話し合いもしました。
副住職の菜法さんからの説明もあって、私たちのコンセプトは変らないこともわかりましたし
名称も変更しなくてよいこともわかりました。

樋野先生の、もっと地域の方々にこのような企画を広めたいという思いを受け取って
がん哲学外来に登録しようと決めました。
同じようにカフェを開催しているところと、いい連携ができそうな予感もあります。

キリスト教徒仏教の話しも、深くなり・・・・・・いい時間でした。

そして、音楽療法士のながいゆみこさんに、ハンドベルをおそわりました。
ハンドベルの奥の深さに感動しました。

身体的には、腕と手を動かすことによって体にいい影響を与えること。
社会的には、「私は間違っていないかしら、他の人に迷惑をかけないように、頑張ろう」という
連帯感もわきます。
そのようなプラスの側面を理解して、みんなで奏でることができました。



かつて牧師を目指していた、その方も肝臓がんですが、

 「このカフェは素晴らしい」、そう話してくださいました。

涙がじんわりでたカフェでした。

高校の時に、本にはさんであった言葉を思い出しました。

愛は寛容であり、愛は情深い。
また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない。
不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。
不義を喜ばないで真理を喜ぶ。
そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。
Ⅰコリント13:4~7(口語訳)






お寺の庭には、紫式部とひがんばなが。