刺繍の本が気に入っています。
最近はハラスメントの報告が増えているのでしょう。
30年前は、考えもしなかったことなのではないでしょうか。
厚労省のページに載っていました。
パワーハラスメントとは・・・・
「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の
優位性(※1)を背景に、業務の適正な範囲(※2)を超えて、
精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう。」
※1 職場内の優位性
パワーハラスメントという言葉は、上司から部下へのいじめ・嫌がらせを
さして使われる場合が多いが、先輩・後輩間や同僚間、さらには
部下から上司に対して行われるものもある。
「職場内での優位性」には、「職務上の地位」に限らず、人間関係や専門知識、
経験などの様々な優位性が含まれる。
※2 業務の適正な範囲
業務上の必要な指示や注意・指導を不満に感じたりする場合でも、業務上の適正
な範囲で行われている場合には、パワーハラスメントにはあたらない。
例えば、上司は自らの職位・職能に応じて権限を発揮し、業務上の指揮監督や
教育指導を行い、上司としての役割を遂行することが求められる。
職場のパワーハラスメント対策は、そのような上司の適正な指導を妨げるものでは
なく、各職場で、何が業務の適正な範囲で、何がそうでないのか、その範囲を
明確にする取組を行うことによって、適正な指導をサポートするものでなければならない。
仕事上で、これはいけないのでは?と思っても、うまく指導することの難しさと
実感します。どうしても管理者ですから職務上の地位も上ですし、看護師の経験も長いし、
勉強もしましたし、研修もたくさんうけたので、専門知識も増えてきました。
それが常に背景にあるものですから、仕方ありません。
それをふまえて、指導や注意をするが必要でしょう。
相手が、不満に感じても、適正な範囲で行う指導・・・・
適正をどんなふうに見極めるのか?誰が見極めるのか?
重要です。
パワーハラスメントの学習会が必要と感じました。
指導したくても、言いたくても言えないことが毎日あるものでしょう。