昨日 お若いカップルがお店に来てくださいました。
興味津々に作品などを手に取りお買い上げいただいたのは備前焼のグラス。
100円ショップに行けば安いグラスが沢山買えます。
でもあえて備前焼のグラスを買ってくださったことにとても嬉しく思いました。
小さなグラスで1890円、
湯飲みで2,100円。作家さんの手作りにしては凄く安いのですが、
グラスや湯のみと考えれば決して安くはありません。
固定概念を打ち破った備前焼の曲線の美しさに、
そして一つ一つ微妙に形が違う作品達。
それを気に入ってくださったようです。
ちょっぴり勇気をいただきました。
さて今日ご紹介するのは漆のお椀。
以前より拭き漆のお椀を扱っていますが、
同じ工房がプロデュースをしているお椀。
今漆器製品ってなかなか売れません。
その中で何とか生き残ろうと色々なことにチャレンジをしている工房です。
先日ご紹介したのがこのお椀です。

とても薄くて軽い、現代的なフォルム。
お値段も4,200円と比較的手ごろなので大分反響がありました。
拭き漆は手間がある程度省けるので、
お値段が下げられると言う利点があるのですね。
調度お人に差し上げるのに良い価格帯にできます。
私もこのお椀は大好きで、
見た目にも使っても良いお椀。
しかし弱点がありまして、拭き漆なので漆が剥げ易いというのがあるのですね。
漆がはげても使えます。
塗りなおしてもらうことも可能です。
剥げてきたお椀はそれなりに味があってよいですよ。
もっと漆が長持ちするお椀をなるべく低価格でご提供したい。
そんな願いから製作者と何度も話し合い、
現在別の塗り方のを検討していただいている一方、
今回の新作が出来上がってきたわけです。
稀に弊店の物は高すぎると言われます。
しかし逆に安いと言われることもあります。
人それぞれ物に対する価値観は異なるわけで、
弊店で販売しているのはボッタクリはありません。
作り手の労力を考えたら妥当な、
もしくはかなり頑張った価格の物を販売しています。
それをお分かりいただける方には安いと言われるようです。
今回ご紹介するお椀は、
考え抜いたお椀。
ただの漆椀では買ってもらえない。なので常に先を行く物を作りたいという想いからできたお椀。
通常漆器を作る際、下地を施します。泥を混ぜたようなもので下地の凹凸を無くすためですね。
でも今回のお椀は漆だけを塗り重ねて作り上げたお椀で、
職人達が自分達のお椀を作るのに使った手法だそうです。
塗った刷毛目も残し、
マットな仕上げになっています。
使っていくと朱色のお椀は、徐々に下地の黒が出てきます。
茶人に親しまれた根来のような柄が出てくるのですね。
使っていくうちに表情がどんどん変わります。
それもまた漆器の良いところ。
価格はまだ確定していないのですが、
現在のところ4,725円~7,825円(大きさによって異なる)になる予定です。
正直この品物でこの価格も決して高くはないのですが、
いかがなものでしょうか?
お店でご覧いただける方にはご意見をいただけると幸いです。
正直漆器は弊店でもあまり売れません。
価格がどうしてもそこそこしてしまうので。
でも弊店では販売し続けます。
だって日本の重要な文化ですもの。
中国産に変えてしまえば安くはなります。
でもそれでは意味がありません。
だって日本で作るから日本の文化の一部なんですもの。
色々試行錯誤をして、
売れる漆器を作っていきたいですね。
興味津々に作品などを手に取りお買い上げいただいたのは備前焼のグラス。
100円ショップに行けば安いグラスが沢山買えます。
でもあえて備前焼のグラスを買ってくださったことにとても嬉しく思いました。
小さなグラスで1890円、
湯飲みで2,100円。作家さんの手作りにしては凄く安いのですが、
グラスや湯のみと考えれば決して安くはありません。
固定概念を打ち破った備前焼の曲線の美しさに、
そして一つ一つ微妙に形が違う作品達。
それを気に入ってくださったようです。
ちょっぴり勇気をいただきました。
さて今日ご紹介するのは漆のお椀。
以前より拭き漆のお椀を扱っていますが、
同じ工房がプロデュースをしているお椀。
今漆器製品ってなかなか売れません。
その中で何とか生き残ろうと色々なことにチャレンジをしている工房です。
先日ご紹介したのがこのお椀です。

とても薄くて軽い、現代的なフォルム。
お値段も4,200円と比較的手ごろなので大分反響がありました。
拭き漆は手間がある程度省けるので、
お値段が下げられると言う利点があるのですね。
調度お人に差し上げるのに良い価格帯にできます。
私もこのお椀は大好きで、
見た目にも使っても良いお椀。
しかし弱点がありまして、拭き漆なので漆が剥げ易いというのがあるのですね。
漆がはげても使えます。
塗りなおしてもらうことも可能です。
剥げてきたお椀はそれなりに味があってよいですよ。
もっと漆が長持ちするお椀をなるべく低価格でご提供したい。
そんな願いから製作者と何度も話し合い、
現在別の塗り方のを検討していただいている一方、
今回の新作が出来上がってきたわけです。
稀に弊店の物は高すぎると言われます。
しかし逆に安いと言われることもあります。
人それぞれ物に対する価値観は異なるわけで、
弊店で販売しているのはボッタクリはありません。
作り手の労力を考えたら妥当な、
もしくはかなり頑張った価格の物を販売しています。
それをお分かりいただける方には安いと言われるようです。
今回ご紹介するお椀は、
考え抜いたお椀。
ただの漆椀では買ってもらえない。なので常に先を行く物を作りたいという想いからできたお椀。
通常漆器を作る際、下地を施します。泥を混ぜたようなもので下地の凹凸を無くすためですね。
でも今回のお椀は漆だけを塗り重ねて作り上げたお椀で、
職人達が自分達のお椀を作るのに使った手法だそうです。
塗った刷毛目も残し、
マットな仕上げになっています。
使っていくと朱色のお椀は、徐々に下地の黒が出てきます。
茶人に親しまれた根来のような柄が出てくるのですね。
使っていくうちに表情がどんどん変わります。
それもまた漆器の良いところ。
価格はまだ確定していないのですが、
現在のところ4,725円~7,825円(大きさによって異なる)になる予定です。
正直この品物でこの価格も決して高くはないのですが、
いかがなものでしょうか?
お店でご覧いただける方にはご意見をいただけると幸いです。
正直漆器は弊店でもあまり売れません。
価格がどうしてもそこそこしてしまうので。
でも弊店では販売し続けます。
だって日本の重要な文化ですもの。
中国産に変えてしまえば安くはなります。
でもそれでは意味がありません。
だって日本で作るから日本の文化の一部なんですもの。
色々試行錯誤をして、
売れる漆器を作っていきたいですね。