夕方や
吹くともなしに
竹の秋
永井荷風
筍が美味しいこの時期、
柔らかくて、
歯触りの良い筍に幸せを感じる。
筍が成長をして、
竹になり、
そして弊店の家具が作られるわけです^^;
まあ実際には筍が少し大きくなりだす
5月から6月に、竹は黄葉し葉を落とします。
すると根元には新芽が顔をだし、
直ぐに新緑の竹に生え変わります。
母が子を育てるのに疲れ果てて、
葉を落とすかのように、
1年に一度この時期に竹にとっては秋。
その他の木々が黄葉する秋には、
竹にとっては春の様に青々と茂ります。
日本以外にも勿論四季は多くの国であります。
でも日本ほど四季を楽しむ所は無いのでは?!
と思います。
お花見であるとか、
紅葉狩りであるとか、
今 現代人が楽しむ多くの四季にまつわるイベントの多くは、
江戸時代に発達したそうです。
豊かな時には心のゆとりができ、
文化が生まれます。
そして文化が育つと心も豊かになります。
文化が生まれる、
そして育つ世の中であると良いですね。