アメリカの白人シンガー/ギタリスト、ジョニー・バーネットが歌う、おなじみのナンバー。タイニー・ブラッドショー他の作品。56年リリース。
ヤードバーズ、エアロスミス、シーナ&ロケッツなどで知られるロックスタンダード「ブギウギ列車夜行便」(笑)だが、オリジナルは51年のブラッドショー版。
で、ヤードバーズがカバーしたのは65年頃だから、だいぶん歳月が経っていたのだが、実は二者の間にカバーしていたシンガーがいたのだ。それが、ジョニー・バーネットだ。
まずは映像を観ていただこう。詳細はわからないが、ロマンスものの映画のワンシーンからのようで、この曲が挿入曲として使われ、演奏者自身も出演したものと思われる。
トリオはドラムレスの編成。リーダーのバーネットは、左でテレキャスを弾くオッサンぽい男...ではなく、真ん中でアコギを弾く男である。
まだロックンロールという言葉もなかった頃、ジャンプブルースという分野で、白人にもウケる軽妙な歌曲を生み出していたブラッドショー。これに感化された白人シンガーのバーネットにより、さらにロカビリーっぽくアレンジされて、白人リスナーにも広まったと言えるだろう。
「レモンティー」は、いきなり14年後にリバイバルしたわけではなく、バーネットによるロカビリー的解釈を経て、ヤードバーズの重要レパートリーとして生まれ変わったのだと思われる。
レコードを聴く機会はゼロに近い、レアな音源を楽しんでくれ。
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ヤードバーズ、エアロスミス、シーナ&ロケッツなどで知られるロックスタンダード「ブギウギ列車夜行便」(笑)だが、オリジナルは51年のブラッドショー版。
で、ヤードバーズがカバーしたのは65年頃だから、だいぶん歳月が経っていたのだが、実は二者の間にカバーしていたシンガーがいたのだ。それが、ジョニー・バーネットだ。
まずは映像を観ていただこう。詳細はわからないが、ロマンスものの映画のワンシーンからのようで、この曲が挿入曲として使われ、演奏者自身も出演したものと思われる。
トリオはドラムレスの編成。リーダーのバーネットは、左でテレキャスを弾くオッサンぽい男...ではなく、真ん中でアコギを弾く男である。
まだロックンロールという言葉もなかった頃、ジャンプブルースという分野で、白人にもウケる軽妙な歌曲を生み出していたブラッドショー。これに感化された白人シンガーのバーネットにより、さらにロカビリーっぽくアレンジされて、白人リスナーにも広まったと言えるだろう。
「レモンティー」は、いきなり14年後にリバイバルしたわけではなく、バーネットによるロカビリー的解釈を経て、ヤードバーズの重要レパートリーとして生まれ変わったのだと思われる。
レコードを聴く機会はゼロに近い、レアな音源を楽しんでくれ。
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