NEST OF BLUESMANIA

ミュージシャンMACが書く音楽ブログ「NEST OF BLUESMANIA」です。

#328 フィリップ・セイス「As The Years Go Passin by」

2014-11-02 07:17:18 | Weblog
久しぶりの一曲。カナダの白人シンガー/ギタリスト、フィリップ・セイスのライブより、アルバート・キングでおなじみのナンバーを。
セイスは76年イギリス・ウェールズはアベリストウィスの生まれ。カナダで育ち、ブルースやロックに傾倒してギターを弾くようになった。愛機はストラト。それもかなり使いこんで塗装の剥がれたヤツである。
ギターはSRVばりの太くハードな音、歌はスティーブン・タイラーのようなワイルド系、おまけにルックスも端正で、スター性も十分と文句なしなのだが、日本での知名度はまだまだかな。2007年には最初の来日公演を行っている。
SRVの没後、さまざまなシンガー/ギタリストがそのポストを目指して登場してきたが、どのひとりとして、彼に匹敵する存在となれていない。
が、セイスはその中では、歌も含めて一番高い水準にあると思う。
あとは、いい曲、いいアルバムを出して地道に活動を続けていけば、50歳ごろにはビッグな存在となっているのではないだろうか。
ブルースマンは遅咲きなほど大成するというからね。
セイスのディープなスローブルース、とくと味わってくれ。

この曲を聴く



最新の画像もっと見る