白人シンガー、ロニー・マックと、アルバート・コリンズ、ロイ・ブキャナンの共演ライブより。
マックは41年インディアナ州ハリズバーグ生まれ。ヒット曲にはあまり恵まれず、ローカルな活動を続けたり、時には引退したりと、日の目を見ることがなかなかなかったが、80年にSRVの後押しでアルバム「Strike Like Lightning」を出し、齢四十にしてようやくメジャーなシンガーとなったブルースマンだ。
このライブも、ブキャナンが存命ということから、80年代のものと推定される。それも後半かな。
曲はご存じボビー・ブランドのナンバーを、歌詞とタイトルだけちょっといじったもの。
マックの飄々とした抑えめの歌声がいい感じだが、もちろん主眼はそこではない。
彼にアルバート・コリンズ、ロイ・ブキャナンという、二大テレキャス男を加えてのトリプル・ギター・バトル(死語)、これに他ならない。
それぞれ、持てるテクをフルに駆使して競い合っているのだが、判定は...やはり、コリンズだろうな。
いや、ギターの腕前ではないよ。ギターを弾く時の「顔」、これである。
マックもブキャナンも、個性的なスタイルのプレイが実にかっこいいのだが、いかんせん動きが地味というか常識的過ぎて、観客に与えるインパクトでは、野獣のようなコリンズに到底かなわない。
おなじみのトリッキーな高音ギターに加えて、あの表情、あのアクションは、まあ反則技すれすれなのだが、ライブステージとはアピールしてナンボの世界。
コリンズの「ギターは顔で弾くもんじゃい!」といわんばかりの過激なパフォーマンスに、ぶちのめされてくれ。
この曲を聴く
マックは41年インディアナ州ハリズバーグ生まれ。ヒット曲にはあまり恵まれず、ローカルな活動を続けたり、時には引退したりと、日の目を見ることがなかなかなかったが、80年にSRVの後押しでアルバム「Strike Like Lightning」を出し、齢四十にしてようやくメジャーなシンガーとなったブルースマンだ。
このライブも、ブキャナンが存命ということから、80年代のものと推定される。それも後半かな。
曲はご存じボビー・ブランドのナンバーを、歌詞とタイトルだけちょっといじったもの。
マックの飄々とした抑えめの歌声がいい感じだが、もちろん主眼はそこではない。
彼にアルバート・コリンズ、ロイ・ブキャナンという、二大テレキャス男を加えてのトリプル・ギター・バトル(死語)、これに他ならない。
それぞれ、持てるテクをフルに駆使して競い合っているのだが、判定は...やはり、コリンズだろうな。
いや、ギターの腕前ではないよ。ギターを弾く時の「顔」、これである。
マックもブキャナンも、個性的なスタイルのプレイが実にかっこいいのだが、いかんせん動きが地味というか常識的過ぎて、観客に与えるインパクトでは、野獣のようなコリンズに到底かなわない。
おなじみのトリッキーな高音ギターに加えて、あの表情、あのアクションは、まあ反則技すれすれなのだが、ライブステージとはアピールしてナンボの世界。
コリンズの「ギターは顔で弾くもんじゃい!」といわんばかりの過激なパフォーマンスに、ぶちのめされてくれ。
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