Mercedes Sosa_メルセデス・ソーサ
アルゼンチンの国民的歌手、というよりラテンアメリカを代表する大物フォルクローレ(フォークソング)歌手。アルゼンチンが軍事政権下にあったころは亡命を余儀なくされていた。晩年は体重の増加が激しかったという。1935年─2009年。
色々なビデオがある中、私が選んだこの『Gracias A La Vida』は、1995年ブエノスアイレスの Teatro Opera でのライブを撮影したものらしい。「魂の声」と讃えたい。
実はメルセデス・ソーサを知ったのは最近のことである。この歌『Gracias A La Vida』は昔よく聞いていた(耳にしていた)ので、Noraというフランスの少女がお兄ちゃんとパパの演奏で歌うユーチューブビデオ『Issac et Nora』にはまっていたとき久しぶりに耳にし、懐かしく思って繰り返し聞いたものだ。古典的なラテン音楽として数多くのシンガーがカバーしていることと思う。今思えば、昔私が耳にし記憶していたのは日本在住のミュージシャンの演奏だったのだと思う。
ホンモノの歌声はまさに「魂の声」だと思った。晩年のメルセデスが大きな体で椅子に沈み込むような姿で歌う『Razón de vivir』のオフィシアル・ビデオは、湧き上がるような声とその姿が圧巻である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます