東北道:西那須野塩原ICを下りて、国道400号
「塩原温泉ぼたんまつり」の看板を見ながら、いつも通過していた
梅雨空の日、妙雲寺を初めて訪れました
無料駐車場に停め、愛嬌のある動物たちのお出迎え
寿永3年(1184年)京都より落ちのびた
平重盛の姨(おば)の妙雲禅尼と平貞能一行が隠世の居として草庵を建てました
これが妙雲寺の開基とされています
元文5年(1740年)に現在の場所に本堂が再建されました
本堂及び内陣の宮殿がともに市指定文化財となっています
念持仏の釈迦を安置したことに起因するお寺で
835年の歴史を持つ臨済宗の名刹で、塩原温泉の中心にあります
妙雲禅尼が平重盛の念持仏の釈迦如来を持って、
平貞能(平家有力家人)と共に草庵を設けたのが始まりと伝えられています。
(その後、本尊である釈迦如来立像だけが焼失を免れています)
参照:塩原温泉妙雲寺
壁は平家の家紋「揚羽蝶」ではないでしょうか?
↓
鐘楼
コウヤマキ (高野槇)
コウヤマキ科コウヤマキ属 雌雄同株
和歌山県の高野山や奈良県との県境にある大台ケ原に多いことから
コウヤマキと名付けられた
本堂
唐招提寺で見た
鴟尾(しび)⇒ 瓦葺屋根の大棟の両端につけられた飾りの一種
仏前を照らす邪鬼
↓
裏山に登っていくと塩原渓谷歩道に出ました
引き返します
狸がいたのでぶんぶく茶釜かしら・・・(出入り口)
塩原温泉街の中心にあり、裏山は塩原渓谷
年輪を重ねた樹木に雨が滴り
目に映るものすべてに意味があり
静かな境内でした
探訪日:2020年7月6日
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追記
※栃木県那須塩原の 835年の歴史を持つ臨済宗の古刹「妙雲寺」
南会津檜枝岐の「平家の落人」伝説と、これでようやく繋がりました
自分なりに、、、
平家の落人が隠れ住んだと伝えられ、山深く陸の孤島と呼ばれた秘境の地へ
想像として塩原から河川伝いに奥深い豪雪地帯に入って行ったのでしょうか
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