上「老松」、下「とらや」迎春花びら餅
新年を祝って食べる和菓子「花びら餅」
白くふっくらとしたお餅には、ほんのりピンク色、味噌色が透けてみえ、可愛らしい
丸い白餅(もしくは求肥)の上に紅の菱餅をのせ、甘い味噌餡と牛蒡(ごぼう)を置き
半円状に折りたたんだものが基本ですが、お店によって生地も中身も様々です
今年は老松ととらやを1個ずつ購入
晦日の激混み新宿伊勢丹にて、事前予約していたが長蛇の列
新宿高島屋との・・・、、受け渡しの違いが歴然・・・
花びら餅は、
平安時代の新年行事「歯固めの儀」に由来されていて、簡略化されたのが起源だそうです
歯固めの儀では、
餅の上に、赤い菱餅を敷き、猪や鮎、大根などを乗せて長寿を願っていただいたそうです
◆老松の花びら餅は、まるく伸ばした羽二重餅に紅の羽二重餅を重ね
鮎に見立てた蜜漬けのごぼう、白味噌と白餡を合わせた味噌餡を挟んで
◆とらやの花びら餅は、まるくのした餅に小豆色の菱餅を重ね
蜜炊きした牛蒡(ごぼう)と味噌餡をはさんで
宮中の行事食「菱葩(ひしはなびら)」を原形とするお菓子です
※関東・中部地方では餅製、近畿地方では求肥製
干支羊羹(中形)
王道とらやは相変わらず長い列、「駆けうさぎ」紅白の煉羊羹
駆けうさぎ羊羹を切って、
新年の訪れに喜びを感じている、いない?
新年 生菓子
老松「神の梅」「春慶」「卯の春」/ とらや「駆けうさぎ」
期待を裏切らない上品な甘さ、繊細で伝統的な形
「卯」は尾っぽを切り、思わず手を止め、撮影
中の餡は
「神の梅」こなし製・白餡
「春 慶」薯蕷製・緑餡
「卯の春」羽二重製・紅餡・緑の羊羹で耳
ともに重ね着感覚を楽しませてくれる、上品で奥ゆかしい☆
長寿を願う和菓子
ではゆっくり味わって
今年も健康に過ごせたらと願いながら
一腹いただきました
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