晴明神社の帰りは
とても楽しみにしていた近くの塩芳軒へ
寺社を巡っているので、つい上も
小さな瓦製のお人形が!町屋の守り神「*鍾馗さん」です
初めは閻魔様、五大力尊、不道明王とか思っていたのですが
やはり、引っかかり調べて見ました
*鐘馗(しょうき) 鍾馗さんは、京都や奈良の町屋によく据えられている飾り瓦です
中国で鬼を退治したという伝説の英雄で、疫病神を祓い、魔を取り除くと信じられてきました
昔、ある薬屋が大きな家を建てた際、屋根に大きな鬼面瓦を据えたそうです
「鬼面瓦」同様、「守り神様」でした
塩芳軒は、令和4年(2022)に創業140年を迎えます
この節目に、初代から受け継ぐ代表銘菓「聚楽」をはじめ
定番の「お干菓子」や懐中しるこ「みのる里」
また季節をいろどる京菓子
二十四節気にあわせて調製された、2月の和菓子を買いました
椿餅、うぐいす、上用(薯蕷)饅頭(春思う)?⇒ 名前不確か
茶の湯や歳時など、伝統の色濃く残る京都ならでは菓子作りのこだわり
店内も、創業当時にタイムスリップしたような落着きです
ホテルで楽しみます
この地は西陣
斜め向かいに素敵な「のれん」に目が向いた
茜色のグラデーション、京都のおおきに
京都の町家「おおきに迎賓館 黒門中立賣邸」
京都は、まだまだ続きます
日本茶とあんこ菓子、美味しいですよね。大好きです♡
和食も同じなんですが、二十四節気にあわせて調製された季節の花鳥風月を表現した和菓子は、まさに芸術ですよね。
見た目もそうなんですが、厳選された素材、丁寧な作り方など職人は(偉そうな言い方ですが)勤勉です。
和菓子の評価は薯蕷饅頭(じょうようまんじゅう)で決まるそうです。
平凡で見慣れた和菓子ですが、自然のままのやさしさが五感に伝わりホントに美味しいです(*^^)v