いつごろか陽当たりよい場所に可愛い花が咲いている
その場所は我が家の塀壁下で、マツバボタンに似た花だと気が付いていた
見ている時はいつも花は閉じていたし、冬は枯れた状態だったので撮影までに至っていなかった
今日ゴミ出し中、花は開花し株も昨年より大株で見応えがあったので撮影
ヒメマツバボタン スベリヒユ科 スベリヒユ属
観賞用のマツバボタンより小花
関東地方以西に帰化し、乾いた日当たりのよい場所を好む
茎はよく分枝して、地を這う
花は直径0.5~1.5㎝の紅紫色
原産(帰化種):北アメリカ、南アメリカ
同じ条件下で、いつも見慣れていたアカカタバミは
ほおって置くと、ぐんぐん増え続け繁殖力が強く、見つけ次第すぐ抜き取っている
この暑さでなるべく外出を控えている隙に、また見つけた
アカカタバミ (赤酢漿草) カタバミ科カタバミ属
葉が緑色のものはカタバミ
また中間の色合いのものをウスアカカタバミという
葉の表面や茎にも毛が多いものをケカタバミという
コンクリートの隙間や砂利の多い場所など乾燥した所
見ると可愛い花だが、、、多大な繁殖率で嫌われている?
これが高山の貴重な植物なら、また違ったかもしれない
または薬草なら、きっと生き延びられるかも・・・
下記<宮崎県薬剤師会>の薬草の部屋より
生薬名 : 酢漿草
薬用部分 : 全草
採取時期及び調製法
5~9月、開花中の全草を水洗いし、生のまま使う
皮膚病、腫れ物、虫刺されに、生の全草の絞り汁を患部に塗布する
原野や路傍、庭先、道端などいたる所に自生する多年草
茎は地を這うように伸び、葉は先端の欠けた三枚の小葉をもち、葉の色が緑、赤紫、薄い赤等があり
それぞれにカタバミ、アカカタバミ、ウスアカカタバミと呼ぶ
カタバミの名は葉の先がハ-ト形に傍方が食(は)まれていることから傍食(かたばみ)
花は黄色の五弁花で五月から九月頃にかけて長い間咲いている
コガネグサはこの花の色から
又、全草に酸味があることからスイモノグサ、スグサ等の呼び名がある
同様に味が酢の様に酸い事から酢漿草
なるほど、虫刺されに試してみよう♡
※花の色が紫色のムラサキカタバミは帰化植物でカタバミの代用にはならない
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2018年8月3日掲載分を改訂しました
topフォトは2021年10月4日撮影
ヒメマツバボタンは、冬は種をつけたまま枯れ
春に飛び散った種から新しい芽が出て、群落をつくります
家の周りの塀下で咲いています
アリアケスミレとヒメマツバボタンは抜かず楽しんでいます
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コメントありがとうございました。
「猫ビタイ園芸」は初めは?と思っていたのですが、慣れるととても立派なカテゴリーですね。
カインズはこちらにはないのですが、ホームセンターに出かけてみます。
ニラは頭になかったので目が点になりました。ありがといございます。
そして毎回の信州の山々にうっとりしています。
すばらしいです☆