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☆初めて登った霊山 * 木曽御嶽山 (御嶽ロープウェイ~9合目:石室山荘)

2019-10-12 | ♠御嶽山周辺

 

戦後最大の火山災害を出した御嶽山、立ち入り登山規制があるものの

2019年7月1日(月)午前10時~10月16日(水)午後2時まで

 黒沢口登山道については、山頂に向かう一部登山道が、今年も通行可能となりました

 

きっかけは後ほど記すとしまして、10月9~10日の晴天日、木曽の御嶽山に行ってきました

自宅出発、早朝3:30(中央道) ⇒諏訪湖PA6:00 ⇒伊那IC 御嶽ロープウェイ鹿の瀬駅8:00

 

駐車場から降りると想像う以上に寒く防寒着を羽織る

 強風のため ↓

 

 

 長い列ができ、1時間は待ったでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 御嶽ロープウェイゴンドラ乗り場の途中、季節の花壇


 

 チケット往復代 2600円(JAF会員・モンベル会員証 提示で10%OFF)

 

 

  御嶽ロープウェイの飯森高原駅(標高2150m ) ミラー展望台


 

 反射性の高いガラスを20枚使った「ミラー」が2ヵ所あります

御嶽山や乗鞍岳など周囲の山々がクリアに映し出され、実際より広い空間にいる感じがしました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 木のチップが敷き詰められた遊歩道を10分ほど歩くと七合目覚明行場山荘

 

 

 七合目覚明行場山荘

近くにしめ縄を張った谷に流れる水場もありました

 

 

 百草丸はここで買えます(一割引き)

 

 

 御嶽山を開いた、 覚明行者をお祀りしている社

 

 

 

 

 

 

 ここから階段が延々と続きます(丹沢:塔ノ岳に近い)

 

 

 

 灌木帯で日影になって良かったが、山道はぬかるんでいました 

 

 

 

 灌木帯を抜けハイマツが現れると視界が開け、八合目女人堂(金剛堂)が見えてきます

 

 

  黒澤口八合目山小屋 女人堂(金剛堂)(標高2470m)

背後には秀麗な雄姿をした霊山御嶽山

 

 


その昔、 ここ八合目より先は神の聖域とされ、 女人は登拝を許されず

 頂上を目指した男性達の帰りをこの小屋で待っていたそうです

女人達が参拝した御堂であることから「女人堂」と呼ばれているそうです

 

 

 

 

 

 

  このベンチで大休憩、、しんどかった (*´Д`)ハァハァ

 

 

 秋空に聳えている独立峰「御嶽山」


 

 

 

 

 

 

 

 

 今日の宿は「二の池ヒュッテ 」

 

 

 

三の池周辺の紅葉は素晴らしいとお聞きしましたが

1キロ先の展望台までは行けそうです


 

 

  ※それでは修験道の山として古くから信仰をあつめ、たくさんの方に登拝されてきたか

かい摘んで・・・

 

 御嶽信仰とは

       木曽御嶽山をご神体とする               

  霊神碑の建立は、御嶽山を死後の魂の安住の場とする信仰であり、

                   死後の霊魂の憩いの場を御嶽に求めようとする 独自の霊魂観が、そこにはある

   父母、祖父母、さらにさかのぼって遠い祖先への追慕の念

自分もこの御嶽に安住するのだという強い信仰

自らの魂のふるさと

御嶽には山岳信仰にとどまらない、強い何かが、存在している

王滝登山口、黒沢登山口、ともに、両側に林立する2万基を超えるといわれる霊神碑がそれを物語る。

 

御祭神

国常立尊(くにとこたちのみこと)

 (天地開闢の初め、天地と共に成り出で坐し、常久に無限の力を現じ、不断に万物の生を養い、造化育成を司る、天地の大元霊)

 大己貴命(おおなむちのみこと) 

(慈悲円満にして、耕作豊穣を護り、子宝を授け、縁結びを司る福徳の大伸) 

少彦名命(すくなひこなのみこと)

(智恵・才能を授け、長寿を護り、病難を癒し、禁厭を司る霊妙神 ) 

参照:御嶽神社HP

 

 

たくさんの霊神碑


 

  徳島県阿波地方の人々の霊神碑が多く祀られる阿波ヶ嶽

明心霊神と明寛霊神像、金剛童子像などが祀られています

白川神社 (徳島県名西郡石井町)との関連もあるようです

 

 

 

 

 

 

  ここからハイマツ帯を登ります  

 

 

 

 

(振り返って) 

 

 

 

乗鞍岳ですね、遠方には槍ヶ岳、奥穂高も 

 

 

手前は東山腹にある倉越高原 

 

 

 

 

~~~ 俗世と御神域の境界 ~~~ 

 金剛童子 (こんごうどうじ)      

   御嶽では八合目より上を特に神聖な域としていました

ここには金剛童子という神様が祀られています

御嶽の歴史書にも「金剛童子は八分メ大石の上に座す」と、記されています

この岩を「結界石」とし かつてこれより先は、女人禁制

ここを「女人頂上」としていました。 

 

 

 

 金剛童子の右の大岩は、天岩戸(アマノイワト)伝説の岩

大岩の上には、覚明行者の石碑が祀られています 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   倒壊しているように見えるのは (右下)?

 

 

 

  刀利天皇像

 

 

 

 

 

 

 

   ハイマツ帯を抜けると岩礫の登山道となります 

 森林限界に入って空気が薄くなったようで (;゚∀゚)=3ハァハァ

 

 

弘法大師の坐像が登山者を迎えてくれます

釣鐘を叩くと、辺り一面に響き、、どこからか聞こえてくるクマ除け鈴は、錫杖の音に聞こえ、、、

 さーんげさんげ(懺悔懺悔)、 六根清浄~

 

 

 (振り返って) 

 

 石室山荘(2800m)、右上は覚明堂(9合目)

 

 

 

 

 

 

いくら登っても、、、

 さーんげさんげ(懺悔懺悔)、 六根清浄~

 

 

噴火による枯死した植物たち、、、

 

 

 

 

 

 

 

 この辺りは噴火による生々しい被災地

 

 

 噴火に備えて、登山者向けの屋外スピーカーが見えます

 

 

 

 ヘロヘロ・ヨタヨタと辿り着いた石室山荘(2800m)、トイレを借り一息

 

 

 

 石室山荘の中は通り抜けができ、左右は座席に、、、

靴を脱がずにそのまま休憩できます、ココアを頂きほんとにオアシスでした 

 

 

 

 

一息ついて、先に進みます(通り抜けた裏口)

 

石室山荘の裏山は、、大小様々な溶岩石

 

 廃業した山小屋:覚明堂 コチラ 

 

 

 

 

 

二の池の畔で入定し、その生を終えた覚明行者の墓  詳しくはこちら

 

 

 

 

 次は、二の池ヒュッテ~剣ヶ峰

 

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 台風19号の影響

ただいま、私の住んでいる地域で「大雨特別警報」が出されました

大雨警戒レベル4

エリア防災情報が何度も届いています

今軽い地震もありましたが、居住地は高台にあり今のところは心配ありません

皆様のお住まい居住地は大丈夫ですか

たんこ&みんこは、どこでヒニャン(避難)しているのでしょう、、

 

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