石浦神社は、兼六園、金沢城公園、金沢21世紀美術館と
金沢を代表する観光名所に囲まれている
由緒は大変古く、金沢市内で最古といわれる歴史のある神社
金沢21世紀美術館と兼六園の位置関係
兼六園南の出入口下、修学旅行中の子供たちがお参りしていた
境内にはたくさんのご利益や可愛いパワーポイントがあるという
拝殿
最近は花々で飾った「花手水舎」が多くなりました
ウサギが♡
拝殿前の阿像、(下)吽像
阿吽共になかなかの豪華な巻き毛の装飾
縁結びにご利益のあるパワースポットとして
水玉のお守りや、朱印帳が人気
古墳時代に草創された金沢最古のお宮としてロマンあふれる神社です
※烏帽子を冠った白いお犬さま「きまちゃん」
兼六園に向かって進むと「ぎょ!」
なんと私の興味範囲の狛犬さまに遭遇
まさかの「愛しき狛犬さま」の出会いです
逆さ狛犬で有名なのが、福島県石川町出身の石工・小林和平が昭和5年に建立した作品
歴史的には広坂稲荷神社の方が古いのか?
よく分かりませんが、
ガシッと心を鷲掴みにされた方の記事をご覧ください コチラ
わたしもそうでした(笑)
県. 内の113社は逆立ちをした狛犬が奉納されていて「金沢 逆さ獅子(狛犬)」という
金沢市では、椿原天満宮、宇多須神社など
逆さ狛犬が見られるようです
兼六園南の出入口下、石浦神社の境内の広坂稲荷神社では
阿形は普通ですが、吽形は、後ろ足を蹴り上げ「逆さ狛犬」
広坂稲荷神社前
口開きが大きく見えるのは、破損個所でしょうか
足は4本着地しています
石工 福嶋伊之助 、1891年(明治24年)奉納
阿像 ①
②
逆立ちした狛犬
江戸時代の狛犬は、少し後ろ足を上げるだけ
より高く蹴り上げて逆立ちするのは、明治以降のデザインとのこと
作者の気分次第もあるかも
※似ている鯱(しゃちほこ)、最初に取り入れたのは織田信長の安土城
名古屋城のシンボルとも言えるのが、天守閣を飾る金のしゃちほこ
1612年に天守閣が完成した際、徳川家康の支配力や尾張徳川家の権威を誇示するため
絢爛豪華な金鯱が載せられた
全国の大名たちにもしゃちほこが普及していったと言われています
明治時代に日本国内やウィーンの博覧会に金鯱が出品され、大きな話題になった
鯱(しゃちほこ)も火除けの守り神、逆さ狛犬もその流れかもしれない
吽像 ①右前より撮影
②左前より撮影
つづいて王道スポット、兼六園へ
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