曹洞宗の２大本山は
福井県にある 吉祥山永平寺（きちじょうざんえいへいじ）と
神奈川県にある 諸嶽山總持寺（しょがくさんそうじじ）です
名刹を訪ねたのは、曹洞宗大本山・永平寺
鎌倉時代、道元禅師によって福井・越前の地に開かれました
標高８００ｍの広大な敷地の中に、禅の修行に大切な七つのお堂
「七堂伽藍」を始め７０を越えるお堂があります
寺には毎年、全国から志を抱いた若い修行僧「雲水さん」たちが集まります
只ひたすら無心に坐わり、本来、仏である自分自身に出会う道
「只管打坐（しかんたざ）」
修行の中心は、ただ坐禅だけではなく
食事の作法や廊下の歩き方、風呂や便所の使い方、蒲団の敷き方など
朝起きてから寝るまで、黙々と修行に励みます
そして、月に２回の禅問答
雪にかこまれ氷点下１０度を下回る寒さの永平寺の冬
７７０年来変わることなく大切に受け継がれています
午前４時半から午後９時まで
修行に明け暮れる若き雲水さんたちを追った（２０２２年１月４日NHK放映）
冬の修行僧の特集を観た方もいただろう
北陸の旅で是非出かけてみたいと思った
道元禅師の教え コチラ
※うんすい【雲水】 行雲流水の語に由来し
行く雲、流れる水のように執着のない自由な禅の境地を得ること
風薫る５月、爽やかな若葉の参道を歩き、、
聖観音菩薩
天地観音菩薩
一葉観音
中国に留学した道元禅師の船旅を守護したという言い伝えのある菩薩様
通用門
一般の参拝者が出入りする門
傘松閣
「絵天井の間」と呼ばれる華麗な大広間
天井には昭和５年当時の著名な画家１４４名が描いた、美しい日本画２３０枚が天井に飾られています
花鳥風月をあらわした日本画ですが
この中に鯉２枚、唐獅子２枚、栗鼠（りす）１枚の計５枚の生き物の絵が隠されています
みつけると幸運を呼ぶそうな
布袋様
中国の僧侶で、常に袋をもっています
たくさんの予言をして、すべて的中させたそうです
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七堂伽藍（しちどうがらん）
僧侶が修行する７つの寺院の建物という意味です
すべて階段、回廊で繋がっているので歩きながら、修行の様子を想像できます
では、拝観コースを順に、、、
山門の下に来ました
正面、高い屋根は仏殿
反対側は鐘楼
仏教をまもる四つの守護神（四天王）
南方の増長天王（ぞうじょうてん） 西方廣目天王（こうもくてん）
北方の多聞天王（たもんてん） 東方の持国天王（じこくてん）
回廊を周って山門の全景が見えました
山門の下
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僧堂
雲水さんたちが座禅や食事、就寝する修行する根本道場
登廊
法堂（はっとう）
禅師が説法を行う道場で、朝のおつとめ（読経）など各種法要が執り行われる
七堂伽藍で最も高い場所です
大庫院
雲水さんが食事を作る修行の場で、修行僧や参籠者の食事を作っています
唐門の写真
新しい住職を迎えるための門
（一般の参拝者は通れません）
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ふれあい観音
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帰り撮影 pm16:00頃
オオデマリ（大手毬）
永平寺川
日々是好日
☆禅の心に触れる厳かな時を過ごしました
