平家物語に登場する“悲恋の尼寺”祇王寺
平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王(21歳)が、清盛の心変わりにより
都を追われるように母の刀自(45歳)と妹の祇女(19歳)とともに出家、入寺した悲恋の尼寺
のちに、「いつか我が身も同じ運命」と悟った仏御前(17歳)が
旧怨を捨てた祇王母子に加わり、四人で念仏三昧の余生を送ったという
祇王寺は昔の往生院の境内にあり
往生院は法然上人の門弟良鎮によって創建されたと伝わっています
山上山下にわたって広い寺域を占めていた往生院も後年は荒廃し
ささやかな尼寺として残り、後に祇王寺と呼ばれるようになりました
新緑まぶしい青もみじと青苔で有名なお寺ですが
季節は巡り、秋には紅葉が降りそそぎ散りもみじとなり、、
苔庭に、真っ赤なじゅうたんを織り成す
奥嵯峨の散りもみじもそろそろ終盤
終盤の嵯峨菊
開花して、花が一度開いてから箒のように花弁が立ちあがります
とてもユニークな花の動き、、
ひっそりと佇むかやぶき屋根の草庵
中には祇王、祇女、刀自、仏御前ら5人の木像が安置されている仏間があり
吉野窓から外の景色を眺めることができます
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出典:祇王寺HP
■祇王寺公式サイト
※祇王寺 掲載許可申請済
つづいて念仏寺に参ります
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