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☆千二百羅漢の寺 * 愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)

2020-12-13 | ♥京都・奈良の旅

 

 

ここは嵐電嵐山駅から化野念仏寺を通過して更に奥へ

鳥居本と云う古民家、愛宕神社の第一の鳥居を潜って、更に奥へ、、、

 

 

 

 

嵯峨野の最深部、渡月橋を渡り3㎞ほど奥に入った天台宗の仏教寺院

別名「千二百羅漢の寺」と呼ばれている「愛宕念仏寺」(おたぎねんぶつじ)に参りました

 

 

愛宕念仏寺は、

天平神護2年(766)に聖武天皇の娘 称徳天皇が現在の東山区に創建した愛宕寺にはじまる

平安時代の醍醐天皇の頃に鴨川の洪水の被害を受けて廃寺となるが

天台宗の僧 千観内供(せんかんないぐ)によって再興された

内供が念仏上人と称されたことから、寺名も念仏寺と呼ばれるようになったという

鎌倉時代に建立された本堂など貴重な遺構を保存するため大正11年(1922)に現在地へ移転した

その後、第二次世界大戦中には無人の寺となるなど、、、

仏像彫刻家で住職であった、故西村公朝氏の手により復興しました

 

 

 仁王門 

江戸時代の建立で仁王像は鎌倉時代の作

 

 

 

 

 

 

まず、にこやかな石仏地蔵(阿羅漢)に笑みがこぼれ

 

 

 

 

石仏(阿羅漢)は、昭和時代の再建時に、お寺の復興を祈念し呼びかけたところ

心を込めて彫ったものが全国から寄進されたものという

 

 

 

 

境内を埋め尽くす1200以上の石仏羅漢は

各地から集められたことから、それぞれ全く違う思いで彫られていて、、

 

 

 

 

それが滑稽で楽しく、

想いそれぞれ現世の人間そのものに、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手作りの阿羅漢さまは、見る者を惹き寄せる魅力がありますね

ほのぼのとしたお姿に、心がなごみます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふれ愛観音堂・絵馬堂

 

 

 

地蔵堂

 

 

愛宕念仏寺の背後には、“火伏せの神”として信仰されている愛宕山があり

この神さまをお祀りしています

平安時代から京の都を火災から守ってきた本地仏

「火除(火伏)地蔵菩薩坐像」を安置

 

 

 

 

山の斜面に建つ「三宝の鐘」

三つの鐘の音律で仏の心を伝える鐘とか

珍しいですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※阿羅漢というのは、釈迦の弟子のこと(仏の教えを伝えた聖人)

日本では、戦災などで多くの人命が失われた時に、その霊を慰めるために五百羅漢が作られました

 

 

 

Eternal Oath

 

 

 

 

 


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