新生フォ~☆シーズン~☆

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☆先は長いが楽しんで * 槍ヶ岳(槍沢大曲~水俣乗越~東鎌尾根を歩く)

2019-09-24 | ♠ 北アルプス周辺

 

 毎年、夏山シーズンになるとどこの山に登る?と候補を挙げ、それぞれが順調に体力補強に務めている

と言いたいところだが、なかなか、、実際はサプリメントも飲み続けて10年は経った

一駅は努力して歩こうと思うが、登山時の重量ザックはなし

体はいつの間にか満身創痍の身になりながら、植物の開花頃から山の中に入っていく

 今回は富士山と同様、一喜一憂しているランドマーク、名峰「槍ヶ岳」に挑戦した

いたってマイペースな寄り道山旅ですが、酷使した分、充分堪能し楽しみました

 

下山中のソロ女性と出会った素敵な会話 ⇒先は長いですが、楽しんでね」(*^^)v

 

 

 二日目の朝、4時出発予定が4時半過ぎになった 

 今日の行程は、槍ヶ岳を望む最高の位置にある山小屋「ヒュッテ大槍」まで

当日は気温も上り防寒着は最低の物をザックに、帰りに寄る「槍沢ロッジ」に必要ないものをデポして出発

 

 

 

 

  ババダイラキャンプ場 

槍沢ロッジまで900m離れています

 

 (振り返って)撤収準備中

 

 

 

 

 

  ボツボツ下山者とすれ違う、14日は槍肩から・登頂待ちは2時間だったとか

 

 

 

 槍沢大曲(標高2094m) の分岐

 

 

 

 槍沢大曲から水俣乗越へ登ります

ほとんどの人は、天狗原方向からのアプローチ

 

 

 

 

 

 

 槍沢大曲から水俣乗越の登山道は

西岳方面から槍ヶ岳への(東鎌尾根)途中にあり、もともとは悪天候時避難路らしい

 

 

 

 

 

 

 急坂とか言っていたが、登るごとに景観やたくさんの植物を楽しむ事ができ、問題はなかった

途中出会ったのは下山者3名のみ、今までの混雑から開放されて内心ホッと した

 

※奥深い山々は着実に秋の移り気配を感じ

 通りすがりに咲いていた、実っていた植物も投稿しています

 

秋の代表格のゴマナ

 

 

タテヤマアザミでしょうか? 

 

 

ホソバハナウド 

 

 

 カニコウモリ

 

 

  登って行く途中、カールのように見えたのは槍沢カール?なのかしら・・


 

 

 

 

 

 

 

   シラタマノキ

 

アカモノ 

 

 

   秋のうろこ雲(さば雲・いわし雲・ひつじ雲) 

 

 

 

 マイヅルソウの実 

 

 

 オオバタケシマラン

 

 

 ツルリンドウ

 

 

ミヤマナナカマド 

 

 

 

 

 

オヤマリンドウ

 

 

 ミヤマアキノキリンソウ

 

 

ツリバナの実? 

 

 

 長野県警山岳遭難救助隊に追い抜かれ、、、

 

 パトロール中

 

 =撮影許可得ています=

 

ヒロハユキザサ

 

 

 まもなく水俣乗越

 

 

 東鎌尾根の最底鞍部が 水俣乗越(標高2,480m)

 

 

 

 すでに何人か休憩していました

表銀座コース(燕岳~大天井岳~槍ヶ岳)からの登山者

 

 

 

  [お弁当] 頂きます~☆ お酢がきいた寿司飯 

 お酢(クエン酸・アミノ酸)は疲労回復やスタミナアップに効果的

 

 あとから来たパーティは西岳へ

私たちは方向、喜作新道、東鎌尾根に挑みます

長野県警に励まされて出発!

 

 

 

水俣乗越より東鎌尾根は一段上がり

 

 

   いよいよ稜線歩きの絶景を見ながら進行


 

 

 

 

   天上沢側を回りこんでハイマツの稜線を歩く

 

 

 

 ハウチワカエデの実

 

 

 

 

 

 

 

 

   進行方向 稜線左(槍沢側)

 

 

 

 

 

 

 

  稜線右(大町市側)に見えるのは天上沢の先は高瀬湖?、だんだんガスが広がってきました

 

 

 

岩稜帯の先は

 

ハイマツ帯があり丸太の梯子が連続する前辺りで、香港からの好青年に会った

カタコトの会話をし、お互いに写真交換 (*^。^*)

 

 

丸太梯子の連続が、、、

 

 

 

 次は3連で掛けられたほぼ垂直な鉄梯子を下ります

足元が見えない恐怖はありましたが、これも槍・山頂への練習と思えば・・・

 

 

 集中し3連梯子を下り、取り付きに立った時 、目の前に音もなく ↓ 女性が、、、

クサリ・ハシゴ場は基本1人ずつ  びっくりしましたね

 

梯子を下り切った所の両脇は切れ落ちた痩せ尾根、少しコンクリートで固めていますが緊張します

「窓」と呼ばれる場所

 (振り返って)

 

 

 「人面の横顔に似ているね」、

なんて話しながら垂直鉄梯子からの緊張感をほぐす

 

 

 

 あと槍まで2.0㎞という事は、ヒュッテ大槍 まで1.9㎞

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  一瞬、槍ヶ岳の穂先が見えました 

 

 

  ウサギキクの終盤

 

 ミヤマダイコンソウの終盤

 

ヨツバシオガマの終盤 

 

 

 

 オオヒョウタンボクの実

 

ツガザクラ 

 

 イワキキョウ

 

 この辺りは惰性で足が進んでいます (*´Д`)ハァハァ

 

 

 ホソバツメクサ

 

 

 

 

 

なんとなく辿り着いた、、、ようです (*´Д`)ハァハァ

 

 

 

ヒュッテ大槍  今日の終着地点

ヒュッテ大槍は東鎌尾根の上、標高2,884m、槍ヶ岳(標高3,180m)からは900mの場所にあります。

ここは、槍ヶ岳から「近すぎず」、「遠すぎず」、朝は燃えるような朱色~黄金色に染まるその姿を、

夕方には幾重にも重なる茜色の雲をバックに漆黒のそのシルエットを仰ぐ事ができる最高のビューポイントです。

さらに、北鎌尾根の末端からせりあがる槍ヶ岳、穂高連峰のみならず、

大天井岳~常念岳~蝶ヶ岳の稜線の彼方にはご来光を楽しむことができる絶好のロケーションに位置しています。

 =HPより抜粋=

 

 

夕食

パスタ・ワイン(チーズクリームカナッペ付き)

朝食

 

 ケーキセット

 

 

9月17日朝、大天井岳~常念岳~蝶ヶ岳方向から

ご来光

 

 

 

今日も快晴

 

 

 昨夜の夜空は素晴らしかった、と言っていたが

外に出る余力はなく、、、1日が終わりました

 

さて翌朝はすっかり回復して、お目覚め良いスタートをきりました

 

モノゲンロードに染まる大喰岳

 

 

 今日は、いよいよ目の前の名峰槍ヶ岳を目指します

 

 



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