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☆信州駒ヶ根 * 古刹光前寺(霊犬草太郎伝説とヤマアジサイ)

2019-07-08 | ♠中央アルプス周辺

 

光前寺は杉の林の中にあり、樹齢数百年の巨木も多い

蘭渓道隆式池泉庭園や築山式枯山水、築山式池泉庭園と三つの庭園があり

さらにはヒカリゴケが自生しています

境内全域が、「光前寺庭園」の名で名勝に指定されています

 

 

 

 午前中、悪天候で木曽駒ヶ岳から撤退し、麓の駒ヶ根の宝積山 光前寺に参りました

その前に、お昼は元祖光前寺そばを頂き、雨はやんだ様で山の輪郭が見えてきました

 

 

 

雨上がりの静寂な参道を歩きながら、古刹光前寺のお詣りと、軽い探勝などもしてみました

 

 

仁王門

 山号:宝積山(ほうしゃくざん)

 

 

 

 両脇は歴史ある石積みが組まれた参道 

 

 

 

 雨上がりの苔は、瑞々しく輝いて

 

 

 

 姫リンゴかと、、、ボケの実って教えていただきました

(石積みの隙間)

 

 

 左側の隙間に 「光り苔」

 

 

うまく撮れなかったが、〇の中

 誰かお賽銭、、

 

 

日本古来の清楚なヤマアジサイ

 

 

 ホタルブクロ

 

 白糸草(しらいとそう) シュロソウ科シライトソウ属

シライトソウは終盤でした

 

 

  レンゲショウマは蕾

 

国の名勝に指定され築山泉水庭、一説には極楽浄土の庭園ともいわれています

西部の山畔に石組と滝組を行い、その下部に池泉を意匠している(江戸時代初期の作庭)

 

 

 

 

 樹齢数百年の杉の巨木に囲まれた境内へ

 

 

 

 

 

 

 三門

涅槃に入る為の三解脱門の意

楼上には十六羅漢を安置

 

 

 

  コアジサイ ユキノシタ科アジサイ属  

 

 

  コアジサイの花を撮影中

立派な逆さ杉林が池に映え、そこに現れたのは白鯉

 

 

 白鯉に光が射し、神秘的なフォトになりました

 

 

 蓮の上に座っているのはお釈迦様

右膝を立て、手を耳に当てているお姿は人間的な表現ですネ、

(何を諭しているのでしょうか)

 

 

  弁天堂(重要文化財) 

宝形造りお厨子に弁財天を安置し、室町時代の様式をうかがえる重要な古建築

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 宝篋印塔 (ほうきょういんとう)

 

  本堂 

本尊 不動明王および八大童子をまつる祈願霊場

入母屋唐破風造りこけら葺きの建築様式 嘉永四年(1851年)再建

 

 

 

天台宗の別格本山の寺院

山号:宝積山 院号:無動院

本尊:不動明王で秘仏

天台宗信濃五山(戸隠山の顕光寺・善光寺・更科八幡神宮寺・津金寺・光前寺)

 

 

 

左右に一対に置かれた獅子の阿吽 (あうん)は魔除けのため

口を開いているのは「阿形」 

 

口を閉じている「吽形 」

 

 龍を支えている怪力は?

 

 

 

 本堂の脇に、裏山の清水が引かれた冷水があります「延名水」

 

 

 

 

 

霊犬早太郎の墓

本堂の南側にあり、早太郎を偲んで立てられたそうです

 

 

 三重塔 

南信州唯一の三重塔で塔内に五智如来を安置

 高さ17m、立川和四郎の手による美しい彫刻が施されています

 

 

 

 

 

 

 

 霊犬 早太郎 像

 

 霊犬 早太郎伝説

 昔、信濃の光前寺の床下で山犬が子犬を産んだ

光前寺の和尚は親子の山犬を手厚く世話してやった

やがて母犬は子犬達を連れて山に戻ったが、子犬のうちの1匹を寺に残していった

この子犬は早太郎というたいへん強い山犬となり光前寺で飼われた

ある時、光前寺の近くで怪物が現れて子供をさらおうとしたが、早太郎が駆け付けたため、怪物は逃げて行った

さて、その頃、信濃の南隣、遠江の見附村には、

毎年、どこからともなく放たれた白羽の矢が立った家の娘を人身御供として神様に差し出差ねばならぬ恐ろしい仕来りがあった

これを破ると田畑が荒らされ、村が困窮しきるため、村人は泣く泣く矢奈比売神社の祭りの夜に娘を棺に入れて差出し、これを鎮めていたのだ

  参照:wikipedia  

(まんが日本昔ばなしでアニメ化:昭和51年7月31日放送)

 

詳しくは こちら

 

 

 

 

 三本杉

樹齢およそ700年といわれる、三本の杉の巨木

 

 

 

 タマガワホトトギス

 

コアジサイ 

茎のムラサキ色が惹きつけます

 装飾花はなく、小さな5弁花が集まって咲く

 

本堂を望んで 

 

 

 

  横から 三門

 

 

ニガナ 

 

鐘楼

大梵鐘は、重量 1340㎏

昭和35年に当山開基 1100年記念に再建

 

 

 

 

 

アジサイ(紫陽花)

花のように見える部分は、萼と呼ばれる葉っぱが変化したもの

萼は別名「装飾花」と呼ばれ、色づいているので外見上は花びらのように見えます

根から吸収される養分によって花色が変わります

酸性ならば青色、アルカリ性ならピンク色へと変化します

 

 

 

 

 

 

 本坊客殿

薬師如来、弁財天をおまつりしています

客殿西側には築山式池泉庭園があり、拝観料:500円

 

  ※素朴で清楚なヤマアジサイの品種を社務所で聞いたのがきっかけで

ヤマアジサイの(クレナイ)など、色々な品種を植えていることを知りました

本坊に入りましたが、拝観料が必要と思って引き返したところ、、、

社務所の方が「ご覧になりました?客殿の庭園に行かなければ大丈夫ですよ」

 

それでは参りましょう

 

 

 

 

 こちらのヤマアジサイは園芸品種です

日本古来の清楚な植物が、海外のガーデナーに大変人気を誇っているそうです

花名称はこちらを参照しましたが、自信はありません

 

驚きました!瑠璃色のヤマアジサイ 

 

 

 

 

 「藍姫」 

ヤマアジサイの人気種

 

 

清澄沢 

千葉県の清澄沢という山に自生しているアジサイ

 

 

 

 

 

 

爽風 (さわかぜ)

爽やかな風と書く、ブルーから赤紫色に変化する

 

 

 

紅(クレナイ)?

 長野県伊那地方で発見された品種

白から日光に当たるとピンクから真赤に染まっていく

 

 

富士の滝

富士山の麓で発見された八重の白花 

 

 

 

 

 

  こちらはシモツケですね

よく似ていますが、バラ科シモツケ属

 

 

 ※「シモツケ」の名前は、下野国(現在の栃木県)で最初に見つけられたことに由来とか

 

 

ナルコユリ でしょうか

 

 

アマドコロとよく似て、、 ↓も参考に 

 

 

シライトソウ 

 

 

 二人静 

 

 

 ユキノシタ 

 

 ※クマが出没したとかで、マイズルソウ群生地方面には行けませんでした

霊犬早太郎伝説は初めて知ったのですが、不動明王の化身ということですね

当日宿泊した宿で「霊犬早太郎」の観劇を観ることになりました

字数制限のためこのあたりで、、、すみません。。

誤字や誤表示がありましたら逐次訂正いたします)

 

= 御朱印=


 

 

 

    ※参考資料:宝積山光前寺 公式ウェブサイト

 



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