春日大社参道入口
七十二候(しちじゅうにこう)は、古代の中国で生まれました。
立春、夏至、秋分…などで知られる二十四節気(にじゅうしせっき)を、
さらに約5日ずつの3つに分けて、季節の移り変わりを感じる名前がつけられています。
日本では、江戸時代の「本朝七十二候」、
明治時代の「略本歴」など、いくつかの異なる七十二候が作られてきました。
奈良滞在中、
春日大社で奉納演奏する番組を観た
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奈良 季節をを描くピアノ
出典:NHKBS…
映像作家・保山耕一さんの映像にうつしだされた「光」の輝きと
ピアニスト・川上ミネさんのピアノが奏でる「音」
響き合う 光と音 のコラボレーション
場所は春日大社:奉納演奏
まず境内を歩いてみましょう
南門
南門は春日大社の南回廊にあり、表参道を歩いて回廊内に入る時に潜る門で、
高さは12mあり春日大社最大の楼門です。
平安時代中期頃藤原氏の長者や摂関による春日詣がはじまり、
その際の参向門とされました。
廻廊が作られた頃には現在のような2階建ての立派な楼門となり、
春日大社の正門としての性格を持つようになりました。
中門・御廊
御廊は中門から左右に約13m、鳥が翼を広げたように延びています。
現在御本殿の祭典では、神職の座る場所ですが、昔は興福寺の僧侶が常に御経をあげる場所であり、
その他にも東大寺の僧侶も御経をあげていました。
柏槙(ビャクシン)
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中門・御廊
中門は御本殿の直前にある楼門で約10mの高さがあります。
中門正面の唐破風は明治時代に取り付けられました。
春日大社は燈籠がたくさんあることで有名で
平安時代から現在までに奉納された燈籠がおよそ3000基あります
春日の燈籠は数が多いだけでなく、歴史的な資料としても重要で
現存する室町時代以前の燈籠の6割以上が春日大社にあると言われております
※階段前で演奏予定でした
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※演奏当日、
奉納演奏中、雨が突然降り出し、幣殿で演奏された
その予期せぬ雨が、七十二候、、、
心に響く水滴のように、、、
静寂のかすかな明かり、やまとを慈しむ愛しさに溢れていた
やまとの季節 七十二候「秋惜しむ錦の里」
出典:NHK奈良放送局「ならナビ」11月25日放送
参考資料:春日大社HP
映像作家・保山耕一さん https://twitter.com/hozankoichi
ピアニスト 川上ミネさん インタビュー
川上ミネ | Nostalghia~Kiyomizu~
(道~コルドバの午後~アンジェラ Official Audio Previews)
※NHK Eテレ番組
「猫のしっぽ カエルの手 京都 大原 ベニシアの手づくり暮らし」
ピアノ演奏は川上ミネさん
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