6:00頃薬師沢まで下山開始
冷たい空気の中、 凍結した石階段を慎重に感慨深く降りていく
辿り着いた時の想いが過ぎり、何度も振り向く
木道が凍結していることに気付き、、、
思った瞬間遅かれし・・・
すってんと尻もちをツキ、、腰にビビビィと激震が走った
という訳で「腰部脊柱管狭窄症」が目を覚ましたのでした
ビビりながら木道はへっぴり腰状態で慎重に歩き、、、歩けた
まもなく初めは白い固まりに見えた物体が
モグラかジャコウネズミ?の死体だと気がついた
これから厳しい冬に入る前に、昨晩の寒さで凍結したのだろうか、、、
と考える余裕は少しはあった
雲一つない青空、周りの山々が一望出来るのがうれしい
とか思いながらも、気持ちはヤヤ斜めに、、木道さえコワくてコワくて
あぁ~どうしたらいぃ~状態(;´Д`)
少々耐えきれず奥日本庭園で休んでいると
昨晩ご一緒したご夫妻が通過、「主人も2回滑って転んで~」と言って先に進んで行った
黒部五郎岳 から間に見えるのは
今日楽しみにしていた、わずかな間から槍ヶ岳が見えた
計画では水晶岳から眺望する予定? でしたの
こちらは槍ヶ岳ではないですね
↓ 笠ヶ岳から抜戸岳?
ハイマツの実を食べた残滓
アラスカ庭園ベンチで再び気分が悪化、、、
最後のシップを貼り、私のザックの中はRと夫が分散して軽くしていた
軽いゴミは私のザックの中へ
カニコウモリ キク科コウモリソウ属
一歩一歩だが倒木まで来たら、薬師沢まであともう少し
黒部川の轟音が聞こえてきます、まもなく薬師沢小屋
通ったコースを戻ってきて、川辺の石に座って呆然と流れを見ていた
数分休憩し、迎えが来ないので(笑)急階段を上り吊り橋へ
すると、裸足で吊り橋を行ったり来たりしていた若い男性が、
階段からストックを取ってくれ、ザックを背負って 吊り橋を歩いてくれました(*´▽`*)
「明日はどこまで?」と尋ねると、彼は「薬師沢までが精一杯でトレッキングにきました」
以前塔ノ岳であった浩太郎さんみたいな好感度と「お母さん」の呼び方が同じで、、、
今時は知らない人を「おばさん」と呼ばず、親しみを込めて「お母さん」と呼んでくれるのですね(*^-^*)
その日は土曜日でしたので、良い休日になるといいですね、どうもありがとう♡
夫とRは薬師沢のデッキでお弁当を食べていた
上記の事を話すと、二人ともどうも吊り橋が苦手で着くのを待っていたようです(苦笑)
今日の目的地薬師沢小屋まで昼前に無事に着き、座り込んでしまった
計画では水晶小屋から薬師沢小屋まででした
故障がなければ4.7km先の太郎平小屋まで考えていたが、、、
もう余力無し、ゆっくり休息をとります
ベンチで靴を脱いでいると、隣の方の靴は沢登り用の靴
これから1~2時間くらい沢の下見に行って来ますと階段を下りて行った
明日が本番で赤木沢を遡って行くそうです、総勢10数名
薬師沢小屋 の夕飯はホントに手が込んで美味しいです
しかし、私は食欲なく、とろろソバ、リンゴ、高野豆腐を口に入れた
同じテーブルに、沢登りグループの元気な話声や食欲に圧倒され、、
これでないと登れませんね、
登山経験豊富な女性リーダーから優しい声をかけて頂きました
木道で友人は転んで頭を打ち脳震盪を起こした由、凍結スリップは要注意ですねと
夕食
朝食
予約を取っていたのでやはり個室でした
昨年のようにカイコ段の2階でしたら完全にアウト
食事後は夫が持っていた痛み止め「ロキソニン」と胃薬「ムコスタ」を飲みすぐ横になった
タムラソウ キク科タムラソウ属
山荘とデッキの間の石段を下りる途中に咲いています
つづく
雲の平で大変な事が起こってしまって、苦労しましたね。
私の奥さん!昔 看護婦さんだったので、
「腰部脊柱管狭症」について聞いてみました。
無理することは厳禁とか? 手術が一番治りが早いそうですが・・・・・・・・ 無理しても好きな山歩きから離れられないかもしれませんが、自分の身体は大事にしてくださいね!
早い!回復を祈っています。
そして優しいお言葉をありがとうございます。
「腰部脊柱管狭症」は30年以上の付き合いで、、、
なりを潜めているときは全く問題ないのですが、時々このような痛い目にあっています。
先生から手術の話は出てないのでまだ重症ではないようです。
今回は滑っての尻もちが致命傷だったのでしょうね。
なためさん、奥様元看護士さんでしたか(*´▽`*)
何かと心強いですね。
どうぞ宜しくお伝えくださいね、日に日に良くなっています、ありがとうございます。