新生フォ~☆シーズン~☆

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☆ ③福禄寿、恵比寿神、布袋尊 * 歩いて新宿山ノ手七福神めぐり

2022-01-09 | ♥お出かけ・寄り道 ・ 散歩

2022.1.6 満願達成

 

 

七福神詣りは、元旦から七日までの間に

七福神を安置してある寺社を巡拝して開運を祈る行事です

 

七福神とは、室町中期頃に、はじめは竹林の七賢にならい

また経典の七難即滅七福即生に基づいたものともいわれ

人間の七福七神にあてたものです

 

 

左から 恵比寿神、寿老人、布袋和尚、弁財天、毘沙門天、福禄寿、大黒天

 


七福神は、毘沙門天(威光)、大黒天(裕福)、弁財天(愛敬)

寿老人(長寿)、福禄寿(人望)、恵比寿神(清廉)、布袋尊(大量)

 

 

お天気は前日から雪予報であったが、稀にみる雪景色になり

眼がしらに雪が! 感嘆し吹雪く最後の布袋和尚まで達しました

 

お正月で鈍った体を、少々プラス気分に、、、

新宿区内を歩いて寄り道して、味わえない地に着いた目線風景

何より新年早々、新宿山ノ手七福神詣りできたことは、始まりでもあり身が引き締まります

と書けば新年らしくていいですね

 

山登りなら何合目など考えながら、一歩一歩休まず低速で歩き

お詣りは新宿山ノ手七福神詣りも忘れるくらい、いつものように楽しんだ

※「新宿山ノ手七福神詣り」以外の蛇足記事が多いのでご勘弁を!

 

 

では続きの「抜弁天」近くの永福寺へ参ります

 

曹洞宗の寺院 永福寺(大久山永福寺)

住所:新宿区新宿7-11-2

 都営バス「抜弁天」下車 徒歩1分
 都営地下鉄大江戸線若松河田駅下車 徒歩10分

 

 

 

慶安元年(1648)創建といわれている歴史あるお寺です

 

 

 

新宿山ノ手七福神

福禄寿

永福寺は長寿の神様、福禄寿を祀っています

福禄寿は中国出身の神様、南極星の化身で、短身・長頭の姿をしています

年齢も数千年を越すほど保持しているといわれていることから、長寿の神として親しまれています

 

 

 

永福寺の門を入ると、新宿区には珍しい露座の

大日如来像と地蔵菩薩像(ともに区指定文化財)とが静かに迎えてくれます

 

 

地蔵菩薩の半跏趺坐

(左脚を垂れ、右脚を曲げて腰かける)

像高は1.08m、こちらには建立の事情が細かく刻まれ

発願主が前天正寺全戒、化主が祖俊光道長老・黙道戒音長老・現永(不明)成純、鋳物師が粉川一正

嘉永6年(1853)4月に造立されたことがわかる

 

 

 

大日如来坐像

像高1.17m、権大僧都亮長の発願によって、長谷川国得により鋳造されました

宝暦6年(1756)建立

 

 

 

 

 

東新宿交差点を過ぎ、職安通りのコリアタウン辺りから雪がボタボタと降りそそぐ

 

 

 

稲荷鬼王神社

住所:新宿区歌舞伎町2-17-5

都営地下鉄大江戸線「東新宿」下車 徒歩6分
 都営バス「東新宿」下車 徒歩10分
 東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前下車 徒歩11分

 

古来より大久保村の聖地といわれた場所にたてられた稲荷神社と鬼王神社が天保2年に一緒になりました

病気時に豆腐を断って「撫で守り」で治す、という信仰が江戸時代からあります

 

もとは承応2年(1653)に戸塚(高田馬場)の諏訪神社境内の福瑳稲荷を勧請したもので

天保3年(1832)に当地の百姓田中清右衛門が熊野から勧請した鬼王権現と合祀した神社である

 

 

東京都神社庁によると

厄を除き福を授ける鬼の王様の名を持つ、全国で唯一つのお宮

 

 

新宿山ノ手七福神

恵比寿神

 

日本古来の神様、大国主命の子息、事代主命(コトシロヌシノミコト)が恵比寿神であるといわれ

古来より福を表す「鯛」と、福を釣るという「釣り竿」を手に持っており

海の守護と商売繁盛の神様として、親しまれております

 

 

区役所通りから

 

稲荷鬼王神社ですので、狛狐ですね

 

 

 

開運恵比寿神社

 

 

 

 

恵比寿様を参った後に、脇にあるかえる石に水をかけてさすると

「よき運にかえる」「金にかえる」と言われている

そして最後にもう一度、恵比寿様を参拝するのが、正式な参拝方法だそうです

 

かえる石

 

 

 

 

 

鳥居近く、水鉢と井戸

 

 

鬼王神社の水鉢

 文政年間(1818~1829)の頃制作された、うずくまった姿の鬼の頭上に水鉢を乗せた珍しい様式で

区内に存在する水鉢の中でも特筆すべきものである

 水鉢の左脇には、区内の旗本屋敷にまつわる伝説を記した石碑があり、これによると、

「この水鉢は文政の頃より加賀美某の邸内にあったが、毎夜井戸で水を浴びるような音がするので、

ある夜刀で切りつけた。その後家人に病災が頻繁に起こったので、天保4年(1833)当社に寄進された。

台石の鬼の肩辺にはその時の刀の痕跡が残っている。・・・・・」とある。この水鉢は、高さ1m余、安山岩でできている。

 平成5年(1993)1月 東京都新宿区教育委員会

      

 新宿区指定有形文化財  

 

 

 

通り抜け出来る、反対側の鳥居から

 

 

イチョウの葉がまだチラチラ舞っている下に、高さ2mほどの富士塚

登山道も五合目、九合目の石碑が溶岩ボク石の塚を飾っています

築造は昭和5(1930)年で比較的に新しく「西大久保富士」と呼ばれているそうです

 

 

 

また親子愛を感じる狛犬に出合いました

 

阿形像は甘えている子供を抱っこしています

 

 

吽形像も子供を抱っこしています

 

こんな可愛らしい親子狛犬は、制作者の気持ちが表れている、お見事☆

 

※こんな狛犬が愛しきものとして、夢中になる所以です

 

 

 

 

竹筒を耳に当て、、、透明感の響きが聴こえてきます

 

 

 

 

 

雪も本降りになり、西新宿 ⇒ 新宿御苑前 まで東京メトロ丸の内線を使う

布袋和尚で最後です

 

 

浄土宗の寺院 太宗寺(霞関山本覚院太宗寺)

住所:新宿区新宿2-9-2

 都営バス「新宿三丁目」下車 徒歩1分
 東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前下車 徒歩2分
 都営地下鉄大江戸線新宿三丁目下車 徒歩3分

 

 

 僧・太宗が開いた草庵『太宗庵』が前身で、慶長元年(1596年)頃にさかのぼり

内藤家五代目の正勝が寛永6年(1629年)に没し、太宗寺へ埋葬され、以後歴代の墓所になりました

 

 

江戸六地蔵のひとつである 銅造地蔵菩薩坐像

 

 

 

 

新宿山ノ手七福神

布袋尊

 

布袋和尚は中国出身の禅僧、実在した人物です

常に布の袋を背負い、この中に福財が、入っていたといわれています

笑顔を浮かべた円満な容姿をしており親しまれています

 

 

太宗寺は豊かな暮らしと円満な家庭の守護神、布袋尊を祀っています。

 

 

 僧・太宗が開いた草庵『太宗庵』が前身で、慶長元年(1596年)頃にさかのぼり

内藤家五代目の正勝が寛永6年(1629年)に没し、太宗寺へ埋葬され、以後歴代の墓所になりました

 

 

閻魔堂

 

 

閻魔大王像

(ドア前の電気スイッチを押し、ライトが点滅して拝観)

 

 

 

不動堂

三日月不動像と布袋尊は、一緒に安置されています

 

 

 

雪?と思ったら

塩かけ地蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神楽坂から出発し、新宿2丁目まで

成子天神社に寄り道したり、買い物したり

最後は丸の内線に乗ったりしましたが、時間は4時間、約10㎞、19761歩の大勝利です

 

皆さま、本年もよろしくお願い致します

 

 


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