「はじめまして、牧野富太郎です。」
令和4年の牧野富太郎博士生誕160年に先がけて開催したミニミニ展示「はじめまして、牧野富太郎です。」。
牧野富太郎博士の3つの業績を、牧野博士を知らない方にもわかりやすく、牧野博士による自己紹介形式で紹介しました。
ミニミニ展示ガイドでは、牧野博士に代わり植物園の研究員が、
牧野博士が生涯をかけて取り組んだ仕事についてダイジェストでご案内しています
牧野記念庭園は、植物学者牧野富太郎博士(1862-1957)ゆかりの地として
昭和33年(1958)より「牧野記念庭園」として一般公開されてきました
当時は野趣豊かであった大泉の地に居を構え
昭和32年(1957)に満94歳の生涯を終えるまで、
自邸の庭を「我が植物園」としてこよなく大切にしました
<書斎>
活かし箱 (いかしばこ)
植物を長持ちさせるため使用した箱
採取してきた植物を標本する前に
この箱に入れ写生など行った
<記念館常設展示室>
ムジナモ発見物語り
牧野富太郎 コチラ
「日本植物志図篇」
出典:記念館常設展示室
ムジナモ(写生)
出典:記念館常設展示室
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牧野記念庭園に入口に高くそびえている大王松
植物観察で下ばかり向いていると気が付かないが
オオカンザクラ (大寒桜)の撮影で、見上げたそばに立派な松の木に気付いた
「松ぼっくり」三種の比較
練馬の名木 ヘラの木
右の太い木は「大王松」
記念館常設展示室 前
チョウセンマキ(イヌガヤ科)
※木本幹の表面、樹皮だけの撮影です
牧野庭園には300種類以上の植物が生育
スエコササ、庭園のシンボルとなっているセンダイヤサクラ、ヘラノキなど
大変珍しく学問的にも貴重な植物を多数見ることができます
※センダイヤザクラはヤマザクラの栽培品種で、開花期はソメイヨシノよりもやや遅く4月上旬ごろ、花は淡い紅紫色
植生、植栽している植物群を無作為に撮影
撮影日 2022.3.16
橋爪雅彦氏が描いた野生のラン、しかもほとんどが小笠原諸島や沖縄など
遠隔の地に咲くめったに見ることのできないランの作品
特にランに興味がある方は必見です
牧野記念庭園サイト コチラ
過去記事
昨日は出先でサクラの開花をみてきました。
増上寺ですが、サクラの下はスマホで写真撮りなど賑やかでした。
ワタシもですが、みんな笑顔でした。
他国で戦争をしている事さえ考えられないほど平和をでした。
草花、新緑と山歩きが楽しみなシーズンになりますね。
牧野先生の真摯な実績の裏には、明治時代に生きた奥様の支えがあったことを知りました。
☆来年から始まる朝ドラが楽しみです。