遠野物語は、柳田國男が明治43年(1910年)に発表した
岩手県遠野地方に伝わる、逸話、伝承など記した逸話集
Wikipedia 遠野物語
遠野物語が世に出てから二十余年の後
柳田國男のもとには多くの説話が届けられた
明治から大正、昭和へ、近代化の波の狭間に集められた299の物語を
現代の妖怪研究家・京極夏彦がその感性を生かして語り直す
赤い布が有名な遠野市の卯子酉様
遠野物語にも登場する歴史ある神社
境内は無数の願いを書いた赤い布に彩られていて、なんとも異様な雰囲気
境内は新旧の赤い布がぶら下がり、ここの場所は異様な空間
願いを書いた布を「左手」だけで結ぶことができれば、縁が成就するとか
赤い布は、祠の前に無人販売されている(1枚100円)
-『遠野物語拾遺 第三十五話』-
遠野一帯が大きな湖であったその昔
鮭の背にのって宮家と倉堀両家の先祖が猿ケ石川をさかのぼって
ここにたどりついたという話があります
その傍の池には片葉の蘆を生ずる、境内の小さな池は淵のあとで
ここの片葉の葦に恋の願いを書いた紙を結びつけておくと
願いがかなうと伝えられています
※遠野の町の愛宕山の下に、卯子酉様の祠がある
境内の小さな池は、今は見当たらず、、
※岩手県内には遠野市を中心に、各所に卯子酉様と呼ばれる祠があるそうです
************************************************
愛宕山の下の広い駐車場から
卯子酉大明神まで、やや軽い坂道に咲いていた夏の植物
撮影日 2021.7.11
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます