叡山電鉄 鞍馬駅
趣きある駅舎の窓ガラスには、京の鞍馬の雪景色
鞍馬駅前には、シンボルの大きな天狗のオブジェが、1月14日夜から降り続けた雪の重みで、
2.3mの鼻が根元から折れたニュースを、前日、現地のニュースで知った。
まじかに見るとホンマに痛々しい(;´Д`)
その後のニュースで、補修までの、応急措置を
「ただいま治療中」
とバンドエイドを貼ったところ、外国人観光客が
「なんてキュートなの」と反応がとても良いらしい(≧▽≦)
下画像2点 出典
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鼻の素材は、ちなみに発泡スチロール製で耐久性は低い。
★鞍馬山の大天狗は天狗の総元締め
日本全国各地の霊山、
例えば「比叡山」、「飯綱山」、「白峰山」、「大山」、「彦山」、「愛宕山」等々には決まって天狗伝承があります。
この天狗様にはいろいろな階層もつけられています。
大天狗
小天狗
烏天狗(からす・てんぐ)
木の葉天狗(このは・てんぐ)
なかでも、ここ鞍馬山の「大天狗」は【僧正坊】と呼ばれ日本各地の天狗様の「総元締め」として、
また僧正が谷は総本山ともいえる場所として語り継がれています。
天狗は古くから「山岳信仰」とかかわりがあり、修験者が守護神として祀っていたが、
中世以降山伏の堕落もあり天狗を妖怪な「魔物」とみなす風習もうまれるなど、時代ともに姿やイメージも変遷してきました。
ソース元
叡山鉄道「鞍馬駅」から山門まで徒歩5分
仁王門(山門)
明治44年の再建。左側の扉は、 寿永の頃(1182~4)のもの。
両側に立つ仁王尊像は運慶の嫡男、 湛慶作と伝承。
浄域への結界
階段の参道を上がっていきます
九十九折参道へ
普明殿を少し過ぎると右手に 「放生池」「吉鞍稲荷社」「魔王の滝」 。
。
吉鞍稲荷社、(左)鬼一法眼社
『義経記』で義経は、兵法の大家、鬼一法眼から兵法書 『六韜』 を盗み、学んだとされています。
鬼一法眼社
鬼一法眼を祀る社では武芸の上達に御利益があるそうです。
由岐神社
由岐神社の祭神の「靫明神」は、天慶三年(940)天慶の乱が起きたので朱雀天皇の勅により、
鞍馬寺に遷宮し、北方鎮護を仰せつかった鎮守社です。
鞍馬の火祭は、そのときに里人がかがり火を持って神霊を迎えたことによるものだと伝承。
正面は 御神木
(振り返って)
舞台造りの拝殿の中を、石段が通り珍しい割拝殿
桃山建築 重要文化財
さらに参道階段を歩いて由岐神社
本殿へ
御祭神: 大己貴命、少彦名命
狛犬
この由岐神社の狛犬は、いわゆる「宋風獅子」といわれている。
大きな特徴は、片方が子を抱き、一方が毬をとるという形が多い。
⇐ 拝借しました 出典
※九州地方の狛犬に似ています
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ロープウェイ 多宝塔駅から 多宝塔
多宝塔
ロープウェイ 多宝塔駅から参道を進むと、やがて、弥勒堂に到着。
そこを過ぎると、九十九折(つづらおり)参道と合流し、転法輪堂に至る。
雪かきした参道を(*´Д`)ハァハァ登って着ました
本殿金堂
鞍馬寺の 本殿金堂
金剛床宇宙の大霊、尊天のお働きを象徴する
千手観音菩薩・毘沙門天王・護法魔王尊(脇侍、役行者・遮那王尊)を奉安する中心道場。
御本尊は秘仏で、60年に一度、丙寅の年に開扉されます。
本殿の地下は、宝殿で信徒の清浄髪が厳かに祀られています。
狛犬ならぬ「阿吽」の虎は、本尊毘沙門天のお使いである神獣。
毘沙門天の出現が、寅の月、寅の日、寅の刻とされていることによります。
「あ」から始まり、「ん」で終わることから「阿吽」は、宇宙の全てを包含すると言われています。
本殿金堂前の金剛床は、宇宙のエネルギーである尊天の波動が果てしなく広がる星曼荼羅を模し、
内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものである尊天と一体化する修行の場となっています。
お土産を買いました☆
あうんの虎
「阿吽」は、ものごとの初めと終りー宇宙のすべてを表し、
鞍馬山では「すべては尊天にてまします」と唱えて、転禍為福を祈ります。
「あうんの虎」は古くから魔除けとして、新春のみ授与されています。
寄せ集め 仮神棚に置いてみました。
愛くるしい「あうんさま」でございます( *´艸`)
この広場には中央に金剛床(金堂前の六芒星のようなマーク )があるのですが、、雪の中。
内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものと一体化するという
鞍馬山の教えの理想を表現しているそうです。
トレッキングシューズを履いていましたが、これ以上前進は諦め引き返します。
= 御朱印 =
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