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☆鎌倉 高徳院の大仏様

2018-01-27 | ♥ 神奈川:伊豆・箱根・鎌倉etc

 

 外国人観光客に人気の鎌倉大仏様

ヒラリークリントン氏も訪れています

(ちょうど葉山に行く途中、大仏様通りは長い間渋滞して帰宅後ニュースで知った)

 

高徳院本堂はなく?大仏様の前で手を合わせます 

 

 

 

 

 高徳院は、鎌倉のシンボルともいうべき大仏を本尊とする寺院で、開山、開基は不明

寺の草創については、鎌倉市材木座の光明寺奥の院を移建したものが当院だという説もあるが定かではない

初期は真言宗で、鎌倉・極楽寺開山の忍性など密教系の僧が住持となっていた

のち臨済宗に属し建長寺の末寺となったが江戸時代の正徳年間(1711年~1716年)に

江戸・増上寺の祐天上人による再興以降は浄土宗に属し材木座の光明寺(浄土宗関東総本山)の末寺となっている

「高徳院」の院号を称するようになるのは浄土宗に転じてからである =wiki参照

 

 

仁王門

 山号「大異山」を記す扁額が掲げられた山門は

18世紀初頭、内部に安置された一対の仁王像とともに他所より移築されたもの

 

 

 

 

 

 

高徳院の本尊 青銅製の「阿弥陀如来坐像

その造立が開始されたのは1252(建長四)年

制作には僧浄光が勧進した浄財が当てられたとも伝えられています

その後、大仏殿は台風や大津波のため倒壊し、室町時代の末までには、今の「露坐の大仏」になりました

 

 

 

 

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 仏のみが備えている、32のすぐれた身体的特徴

 三十二相八十種好(さんじゅうにそうはちじっしゅこう(ごう))仏の身体に備わっている特徴

wikiより転載

 三十二相

仏像及び仏画はこれに倣って作成される。経典により多少の相違がある。以下からの名称は大智度論巻第四による。

1. 足下安平立相(そくげあんぴょうりゅうそう)

足の裏が平らで、地を歩くとき足裏と地と密着して、その間に髪の毛ほどの隙もない(扁平足)。

2. 足下二輪相(そくげにりんそう)

足裏に輪形の相(千輻輪)が現れている。仏足石はこれを表したもの(魚の目)。

3. 長指相(ちょうしそう)

10本の手指(もしくは手足指)が長くて繊細なこと。

4. 足跟広平相(そくげんこうびょうそう)

足のかかとが広く平らかである。

5. 手足指縵網相(しゅそくしまんもうそう)

手足の各指の間に、鳥の水かきのような金色の膜がある。

6. 手足柔軟相(しゅそくにゅうなんそう)

手足が柔らかで色が紅赤であること。

7. 足趺高満相(そくふこうまんそう)

足趺すなわち足の甲が亀の背のように厚く盛り上がっている。

8. 伊泥延腨相(いでいえんせんそう)

足のふくらはぎが鹿王のように円く微妙な形をしていること。伊泥延は鹿の一種。

9. 正立手摩膝相(しょうりゅうしゅましっそう)

正立(直立)したとき両手が膝に届き、手先が膝をなでるくらい長い。

10. 陰蔵相(おんぞうそう)

馬や象のように陰相が隠されている(男根が体内に密蔵される)。

11. 身広長等相(しんこうじょうとうそう)

身体の縦広左右上下の量が等しい(身長と両手を広げた長さが等しい)。

12. 毛上向相(もうじょうこうそう)

体の全ての毛の先端が全て上になびき、右に巻いて、しかも紺青色を呈し柔軟である。

13. 一一孔一毛相(いちいちくいちもうそう)

身体の毛穴にはすべて一毛を生じ、その毛孔から微妙の香気を出し、毛の色は青瑠璃色である。

14. 金色相(こんじきそう)

身体手足全て黄金色に輝いている。

15. 丈光相(じょうこうそう)

身体から四方各一丈の光明を放っている(いわゆる後光(ごこう))。光背はこれを表す。

16. 細薄皮相(さいはくひそう)

皮膚が軟滑で一切の塵垢不浄を留めない。

17. 七処隆満相(しちしょりゅうまんそう)

両掌と両足の裏、両肩、うなじの七所の肉が円満で浄らかである。

18. 両腋下隆満相(りょうやくげりゅうまんそう)

両腋の下にも肉が付いていて、凹みがない。

19. 上身如獅子相(じょうしんにょししそう)

上半身に威厳があり、瑞厳なること獅子王のようである。

20. 大直身相(だいじきしんそう)

身体が広大端正で比類がない。

21. 肩円満(けんえんまんそう)

両肩の相が丸く豊かである。円満。

22. 四十歯相(しじゅうしそう)

40本の歯を有し、それらは雪のように白く清潔である(常人は32歯)。

23. 歯斉相(しさいそう)

歯はみな大きさが等しく、硬く密であり一本のように並びが美しい。

24. 牙白相(げびゃくそう)

40歯以外に四牙あり、とくに白く大きく鋭利堅固である。

25. 獅子頬相(ししきょうそう)

両頬が隆満して獅子王のようである。

26. 味中得上味相(みちゅうとくじょうみそう)

何を食べても食物のその最上の味を味わえる。

27. 大舌相(だいぜつそう)

舌が軟薄で広く長く、口から出すと髪の生え際にまで届く。しかも、口に入っても一杯にはならない。

28. 梵声相(ぼんじょうそう)

声は清浄で、聞く者をして得益無量ならしめ、しかも遠くまで聞える。

29. 真青眼相(しんしょうげんそう)

眼は青い蓮華のように紺青である。

30. 牛眼瀟睫相(ぎゅうごんしょうそう)

睫が長く整っていて乱れず牛王のようである。

31. 頂髻相(ちょうけいそう)

頭の頂の肉が隆起して髻(もとどり)の形を成している。肉髻(にくけい)。

32. 白毫(びゃくごうそう)

眉間に右巻きの白毛があり、光明を放つ。伸びると一丈五尺ある。

八十種好

  • 耳が肩まで届く程垂れ下がっている。(俗に福耳
  • 耳たぶ(耳朶)に穴が空いている。(耳朶環状)
  • のどに3本のしわがある。(三胴
  • 眉が長い。
  • 鼻の穴が見えない。
  • へそが深く、右回りに渦を巻いている。

 

「相」と「好」をとって相好(そうこう、そうごう)ともいう

相好はまた転じて、顔かたち・表情のこと

ただし、金剛般若経などでは三十二相は顔かたち・表情のことではなく

三十二相と名づけただけ(三十二相即是非相。是名三十二相。)としている

 

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眉間にあるイボのようなもの白毫(びゃくごう)

は真青眼相(しんしょうげんそう)

は穏やかに結ばれた口元に大仏像の慈愛を感じ取られる向きも多いでしょう

彼のLafcadio Hearn(小泉八雲)氏も、その口元にたたえられた笑みを「東洋的微笑」と賞賛

を縁取る髭はギリシャの彫像のそれをも連想させます

 

は阿弥陀如来の印相(いんそう 手の形、組み方)は

親指と小指を除く三指のいずれかを合わせ、両手に輪をつくる点に特徴づけられます

親指を人差し指の上に乗せない組み方こそやや特殊といえますが

大仏像は9種類あるとされる阿弥陀仏の印相の中でも

最も格式が高い「上品上生印(じょうぼんじょうしょういん)」を結んでいます

また、指の間には「三十二相」のひとつである縵網相(まんもうそう 鳥の水掻きのようなもの)も表現されています

 鎌倉大仏殿高徳院HP参照

 

 

 

 

 内部(胎内)に入りました

大仏の内部に入り上方、くぼんだ部分が大仏の頭部

 

 

 2016年3月初頭には大修理首のくびれに相当する場所が変色しているが

これは補強を行ったさいに塗布された繊維強化プラスチックによるもの

 

 

今回の大雪にも耐えた鎌倉の大仏様、 NHKのニュース取材にも応じ、、変わらぬ仏の姿勢・

 

 

 茨城県久慈郡(現常陸太田市松栄町:旧郡戸村)に活動拠点を置く松栄(まつざか)子供会によって奉納された

長さ1.8m、幅0.9m、重量45kgにも及ぶ大きな藁草履がかけられています

3年に一度巨大な藁草履の制作を試み、当院への寄進を続けています

 

 

 やや猫背

 

 

 

 椅子替わりに座って、しばし休憩していたのは大仏殿の礎石でした(*´▽`*)

 

 

 

= 御朱印 =

 

 

 

 



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