鎌倉山の檑亭(らいてい)はお蕎麦を食べに年一度は通っています
年の締めくくりに鎌倉アルプスから下山後はここで昼食ということで
クッキー・フルーツ以外口にせず遅めのランチとなりました
過去記事 2010
鎌倉山も年々知らないお店が増えているようです
交通の便が悪いので隠れ家やみたいでしたが、今はどうなのでしょうか?
檑(らい)とは<すりこぎ>のこと
すりこぎは、山椒の幹で作ったものを最上とされていました
この地に山椒の木が多くあった事から檑亭の名前が付けられたそうです
そして、すぐそばに懐石料理の山椒洞がありましたが
今は取り壊され、誰かの豪邸が建っています(聞くところによるとみのさん?)
由緒ある山門を入ると右側に受付場所があります
そこで入園料(御食事券)お一人500円支払います
お食事分のお値段から500円は差し引いて清算します
招き猫の<のらちゃん>が石の上にじっとしています
受付から「ひ」の字のように下ってグルッと上がっていきます
少し遅れて入ったら椅子席に場所を決めていた
松の木の丸太に座布団を置いた椅子だけど、
この椅子は松くい虫によって枯れた庭園の松を再利用しているそうです
お行儀の悪い人はちょっと向かないかも、お座敷もありますのでご安心を!
他者はソバ大盛りを注文、旨い~☆
食後は軽く庭園を周って四季の移り変わりを楽しみます
お庭を見るだけでも暖冬が分かりますね
<寄付> 亀山宗月の設計、数寄屋師金子寿慶の作
なんだかこのまま崩れるのを待っているのでしょうか、残念!
茶室として改修できないものか
帰りのらちゃんが同じ場所にいました
受付の方にお話を伺うと「かなりの老猫で耳が聞こえないんですよ」とのこと
多分、前回も気になったのだが、同じ眼つきは目も見え辛いのでは、と思った
「前回はゴメンナサイ」
帰りはすぐ帰るのかと思ったら
鎌倉大仏から長谷観音を通り由比ガ浜134号線に出て江の島方面へ
腰越から大船へ横浜新道~第三京浜で運転手は帰ると言います
いつもの夫のルーティン
お蕎麦を食べる予定から鎌倉アルプス・散策までに広がった暖かい一日でした
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