昨日、東福寺に出かけました。
詳しい紅葉の様子は、昨日のブログにて。
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紅葉を楽しんだ後は、特別拝観中の「三門」へ
国宝三門特別公開:11月10日(金)~11月19日(日) 拝観料800円
急な階段をのぼり、門の二層部に上がります。
眺めは、最高!京都市内が見渡せます。
楼上の内部には、冠をかぶった釈迦如来像や
十六羅漢像(釈迦の世界中の弟子たち)が安置されています。
見上げる天井には、上半身が人で下半身が鳥の姿をしている絵など
既に、色あせておりますが、極彩色の世界が広がっています。
この国には、まだまだ知らない美しいものがたくさんありますね。
楼上は、撮影禁止でした。あしからず・・・。
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続いて、「龍吟庵(りょうぎんあん)」 へ
東福寺の三世住職(大明国師)が余生を過ごされた庵です。
国宝龍吟庵特別公開・寺宝展:11月10日(金)~11月17日(金) 拝観料800円
国宝龍吟庵特別公開:12月3日(日)まで
現存する日本最古の方丈建築です。
昭和になって作られたお庭(枯山水)が見事です。
白と黒の石のコントラストが美しい西庭。
龍が天を翔ける姿を現しています。なーるほど。
東庭には、赤い石が敷いてあり、大明国師が幼少の折、信州の山中で
狼に襲われたとき、2頭の犬が守ってくれたお話を表しています。
真ん中の長い石が国師。その両側が犬です。
赤い石の意味は、幻想の世界を表しているそうです。
これらの庭は、本坊方丈の前庭と同じく昭和屈指の作庭家重森三玲の作です。
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その後は、11月中公開している「即宗院」の庭園と
精進料理が楽しめる「天得院」へ行きました。
「即宗院」の奥は、西郷隆盛が幕吏の難を逃れて隠れ住んだ所です。
詳しくは、次のブログにて。