京都に嫁いで、もうすぐ6年・・・。
最初の頃は、富山に帰りたくて仕方がありませんでした。
実家は18歳の時に出ておりますので、実家に帰りたいというのでなく
ただただ、ふるさと富山が恋しかったです。
そんな折、車で走っていて、見つけた看板です。
コチラは、下京区にある「有限会社大喜書店」です。
でも、なんだか懐かしいのよね・・・。
そう、富山県人ならご存知の「ラーメン屋さん」と同じ名前です。
あの、独特のラーメン・・・他では、食べれません。
亡くなった私の祖父が好きで、富山大和で、なにかの展示会がある度に
西町の大喜へ、ひとりで食べに行っていたらしいです。
私も、初めて食べたときは、味に(@@)、頑固さに(+ +)でしたが、
やはり、あのしょっぱさが癖になり、何度か訪ねていました。
しかし、女がひとりで本店に入るのは勇気が要りました・・・。
ですから、ここ8年ぐらいは食べたことがなかったのです。
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ところが、先月、京都で「富山といえば、富山ブラック!」と紹介されていた
旅番組を見てびっくり!!!あの大喜のラーメンが、「富山ブラック?」
そして、マスコミ嫌いだったはずのお店が・・・取材されてる?
なに、店舗が5つですって!!!(@0@)へー。
なーんだか、浦島太郎気分の私・・・これは、帰省の時に、行かなくちゃ!
と、いうことで、前回の帰省の際に、まじくんを連れて食べに行きました。
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「本店」では、白ごはんも食べれない(持ち込みは可らしい)ので
「二口店」へ行きました。
駐車場に車を止め、降りるとあの懐かしいお醤油の匂い・・・
たまりませーん。(*^m^*)
一口食べて「おー、このしょっぱさ・・・でもおいしいかも。」
まじくんも、麺をご飯に乗せ、喜んで食べていました。
結局、富山に帰省中、2回も食べに行っちゃいました。
ん?でも、また、まじくん、何か描いてる・・・・。
サービスで置いてある紙のエプロンに描きました。
おお?漢字も書いてる???えらい!!!(親ばかですいません)
富山ブラック・・・今度は、パパも連れてこよう。
でも、京都のボンのパパには、お口に合わないだろうなぁ。(^^;)
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なお、富山ブラックとは・・・昭和22年、ドカ弁やおにぎりを持った労働者のために、濃い味付けでチャーシューのたっぷり入った「よく噛んで」食べるおかずの中華そばを店主が考え出したもの。麺は固めのストレート太麺、スープは濃い口しょうゆ味、具は、塩辛いメンマ、チャーシューは手切り、秘伝のしょうゆタレ、荒切りネギ、荒引き黒こしょうです。
固めの太麺ゆえ、のんびり食べる子連れにはいいかも。しかも、塩辛すぎて、しょうゆ味大好きなまじくんもスープを飲まない・・・。これ、意外な発見!