今日は、萩の花が咲き始めた「梨木神社(なしのきじんじゃ)」へ出かけました。
京都御苑の東(京都迎賓館の裏)にある梨木神社は、明治18年(1885)に建てられ、明治維新に功績のあった三條実万(さねつむ)、実美(さねとみ)父子が奉られており、萩の名所です。
また、京都三名水のひとつという名水の染井で知られています。平安時代、6つの井戸があり、宮中の女官が衣服の染物に使ったといわれますが、現在使えるのはこの井戸のみだそうです。この日もたくさんの人が水を求めて並んでいました。なお、京都三名水(醒ヶ井・県井・染井)のうち、現存するのはここだけです。お味は・・・うーん(ーー;)かたい味かな?
境内には、数百株の萩の花があるそうですが、今のところ3分咲きぐらいでしょうか?見ごろは、もう少し先のようです。萩の枝には、俳句の短冊が下がっていて、必ず「萩」が詠まれています。いろんなテーマの句がありますが、色づく秋ですから・・・写真右下のような句もあります。(^m^)
毎年、9月第3土・日曜に「萩まつり」が行われるらしいのですが、今年は第4土日です。
9月19日(水) 府市民俳句大会
9月22日(土) 邦楽合奏・抹茶席
9月23日(日) 萩まつり神事・舞楽奉納・抹茶席
9月24日(月) 尺八奉納・観萩茶会
お茶席は10時半から15時まで、神事は10時から、その他奉納は午後からです。詳しくはお問い合わせください。
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萩の宮 梨木神社
京都市上京区寺町通り広小路上ル染殿町 TEL075-211-0885