先日、梨木神社と京都御苑へ出かけました。【前ブログ】今回のお出かけは、パパも一緒で、運転手です。私なら通らない街中の狭い道を、平気で車で通ります。(まぁ、京都生まれだから、あたりまえか)
その時に、猪熊通りの「モリタ屋」さんの看板を見つけたまじくんが「あーすきやき!」と叫びました。「そういえば、最近、お肉食べてないなー。(あ、でも、私だけ、おいしいとんかつをどこかで食べた記憶が・・・)」と私がつぶやくと、まじくんは「お昼にすきやき食べたい!食べたい!お肉が食べたい!」と大騒ぎです。
とりあえず、梨木神社と京都御苑へ行き、その後、モリタ屋さんへ・・・ではなく、結局寺町三条の三嶋亭本店へ行きました。(まじくんが生まれる前は、たまに東急ホテルの三嶋亭へ行っていたのですが、現在は東急ホテル店はなく、かわりに高島屋に入っています。)
三嶋亭は、明治6年、初代店主夫婦が長崎で牛鍋を学び、京都で創業したのがはじまりです。(ちなみに、まじくんが看板を見たモリタ屋さんは明治2年)
創業当時と変わらぬ佇まいで、産地にこだわらず、厳しい目で選びぬかれた牛肉を独自の方法で熟成させ、三嶋亭こだわりの焼き方で頂きます。店の前には、お肉も売っています。(写真右上:これがまた、おいしそうなんですよね・・・)
お昼のすきやきコース(3,177円:税・サ込)を頂きました。普段は、接待さんがおいしく焼いてくれるのですが、こちらは、サービスメニューなので、自分で焼いてくださいということで、作り方を丁寧に教えてくれました。(ここだけの話、個室だと、多少の融通もききます・・・。)
写真は、3人前です。お鍋で3回焼ける分のお肉があります。柔らかいお肉に、まじくんは大喜び!ほぼ1人前を食べました。
焼き方は、 お鍋が熱くなったら、まず砂糖を大匙2杯程度散らして入れ、その上にお肉を広げます。さらにお肉に砂糖をまぶして割り下を入れ、肉を返して焼きたてのお肉を、溶き卵につけて食べます。書いてるだけでよだれが出そう。(^^;)次に、肉、青ねぎ、玉ねぎ、焼き豆腐、糸コン、焼き麩を加え、砂糖、割り下を足していきます。水分はコンニャクや野菜から出るので、原則として加えません。
すきやきは、夜なら8,000円位からの予算になりますが、お昼だと、とってもお得感があります。(お肉の質が落ちるわけじゃないし・・・)この日は13:30頃に行ったので、予約なしで大丈夫でしたが、土日は、念のために予約をした方がいいかもしれません。
三嶋亭公式サイト http://www.mishima-tei.co.jp/index.html
この後は、三条通の組紐屋さんをご紹介します。