先日、萩の花を見に、梨木神社へ出かけました。【前ブログ】そのときに、気になる虫を発見!
この虫、ご存知ですか?アップで見るとなかなかの迫力なんですが・・・。独特の飛び方を見て「あれ?道あんない?便所虫?」という懐かしい虫を思い出してしまいました。道あんないは、人の進む先を飛ぶ虫で、道案内されてるような感じの虫です。また、便所虫(気の毒な名前だなー)は、地域によっても、示す虫もいろいろで、水洗トイレが普及した今では、見たことないなー。私の記憶では飛んでいたような・・・。いったい、この虫はなんという名前なのか?気にもなるし・・・まじくんも捕まえたい!などと、いやーなことを言います(^^;)
よし!調べてみようと、その後京都御苑にある「母と子の森」へ向かいました。梨木神社からは、歩いて10分ほどです。途中には、手つかずの森が広がっています。まじくんは、先日のナスカ展【前ブログ】のおみやげのオカリナを吹いて、鳥や虫と、なにやらお話してました。(^m^)
大きな木もいっぱいあります。以前、桃林の近くで見つけた変わった木【前ブログ】と同じような木もありました。生きた化石とよばれる「メタセコイヤ」もあります。
「母と子の森」は、昭和61年に、当時の環境庁による母と子が自然とふれあう機会を多くしようとの提唱により、地元の金融機関の寄付で森作りが行われた場所です。実のなる樹を植えたり、野鳥の水飲み場などが整備されています。
また、近くには、屋外に設置された本棚に、図鑑などの本が置いてある「森の文庫」(写真右上)がありますので、植物や鳥などについて調べることができます。森の文庫は、4月から11月の晴れた日に開放されています。
さっそく先ほどの虫を調べたところ「はんみょう」という虫でした。
「道しるべ」「道おしえ」とも呼ばれているそうです。「道あんない」とは言わないのか・・・名前がわかってすっきりしました!誰だ?便所虫って言ったのは!(`へ´)
文庫には、植物や動物の図鑑(子供向けから大人向けまで)のほかに、本格的な紙芝居のセットもありました。さっそく、ベンチに座って紙芝居のはじまりでーす。
10種類以上の紙芝居がありましたが、どれも自然に関係するものでした。まじくんが気に入ったのは、「あさがおアパート」と「おたまじゃくしの101ちゃん」です。
あさがおアパートは、保育園で植えた朝顔の種に花が咲くまでを、アパートの住人に例えて、楽しく説明しています。おたまじゃくしの101ちゃんは、母蛙が産んだ101匹のおたまじゃくしのお話で、ザリガニやタガメに襲われ、危うく「かえるとおたまじゃくしの親子丼」にされそうになるお話です。
文庫とベンチのほかには遊具がないからか、日曜だというのに、他に子連れの利用者はなく、森には、私の紙芝居を読む声と、まじくんの笑い声が響いていました。せっかくのすばらしい施設!また行きたいです!(自然がいっぱいですから、虫に刺されます。気をつけましょう。)
京都御苑公式サイト http://www.kyotogyoen.go.jp/
母と子の森・森の文庫は案内図をご参照ください。京都迎賓館の北側です。
この後は、寺町通りのおいしいランチをご紹介します。