まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

小野小町ゆかりの「随心院門跡」小野梅園(2013/3/12)

2013年03月12日 | 京都市山科区

今日は、午前中に山科の「随心院(ずいしんいん)」へ行ってきました。随心院は、真言宗善通寺派の大本山で、弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海僧正が開基で、正暦2年(991)に奏請して、この地を賜り建立された寺がはじまりです。その後、寛喜元年(1229)後堀河天皇より門跡の宣旨を賜り、以後「隋心院門跡」と称されています。

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まずは、内部拝観(大人400円)で、書院や本堂を見学しました。室内の古い襖絵の彩色が美しく残り、見事なものが多かったです。私的には、ソテツを描いた杉戸絵が印象に残りました。写真撮影NG。

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左下写真:堂内の庭のあちこちに植えられた「サンシュユ」という花です。江戸時代に薬用として大陸から持ち込まれた花だそうです。

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屋根の瓦がとてもきれいでした。つい、見とれてしまいました。(^m^)写真クリックで拡大。色とりどりの瓦が美しい~。

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お寺の前には、京都の梅の名所として知られる「小野梅園」があります。うす紅色(はねず)の遅咲きの紅梅がたくさんあり、3月末(今年は3月31日)に行われる「はねず踊り」と共に親しまれています。

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開花状況は・・・3分咲ほどかな?日中、気温が上がったので見てる間に開花が進んだような気がします。(@Д@;)

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梅園以外にも、境内あちこちに梅の花が咲き、よい香りが漂っていました。

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隋心院があるこの地は「小野」と呼ばれ、小野小町ゆかりの地です。境内には、小町の碑や化粧の井戸があります。

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深草少将をはじめ当時の貴公子から小町に寄せられた千束の恋文を埋めたところと伝えられる「文塚」もあります。小町を慕って雨の夜も雪の夜も通い続けたものの、九十九日目の夜、降る雪と発病により、最後の一夜を前に世を去ったといわれる深草少将・・・お寺の裏側には古い土塀と竹林が広がり、こんな道を通ったのかな~なんて、連想してしまいます。(^^;)実際に通った「深草少将百夜通いの道」はお寺の表側の道です。

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隋心院 http://www.zuishinin.or.jp/index.html

拝観料:400円 梅園:400円 駐車場:無料 拝観所要時間:約60分(梅園含め)