まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の桜「醍醐寺」三宝院・霊宝館・下醍醐(2013/3/22)

2013年03月22日 | 京都市伏見区

今日は、昨日の大阪、神戸に続き、京都と奈良に桜の開花宣言が出ました!朝から良い天気だし、醍醐寺のしだれ桜も咲き始めたとのことで、午前中覗いてきました。醍醐寺の桜は、春の彼岸に憲深林苑で咲き始める、河津桜をかわきりに、しだれ、ソメイヨシノ、山桜、八重ザクラ、そして、三宝院の大紅しだれと金堂わきに大山桜が咲き終わるまで約3週間様々な桜が咲き誇ります。総門をくぐってすぐ、空いっぱいがソメイヨシノに染まる参道は、ちらほら咲き始めた木もありました。

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醍醐寺には見所が4ヶ所あります。(1)庭園が見事な三宝院(2)寺宝と桜が見事な霊宝館(3)下醍醐:国宝の金堂を含め五重塔、弁天堂など(伽藍)(4)上醍醐:創建の起源となった醍醐水、開山堂などです。(上醍醐は軽く登山気分・・・)

いち早く桜の開花が始まるのは「霊宝館」です。しだれ桜のうち、数本が見頃を迎えていました。特に大きな木は、あの豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」の際に眺めたしだれ桜の三代目の桜です。↓

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樹幅は25メートル、樹齢は300年を超えているそうです。この木がまもなく満開を迎えます。この桜を見たくて何度も訪ねてしまいます。(^^)霊宝館内の休憩所からこの木を窓越しで、ゆっくり眺めることもできます。

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ソメイヨシノ、ほかの一重のしだれ桜は咲き初めです。

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続いて「下醍醐」国宝の金堂を含め五重塔、弁天堂など(伽藍)です。平安後期の仁王像が安置されている西大門付近の桜は咲き初めです。金堂の横のしだれ桜は5分咲ほどでした。

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【写真左下】金堂は醍醐寺の中心のお堂で、安置されている薬師如来坐像が醍醐寺のご本尊です。【写真右下】高さ38メートルの五重塔の周辺には、長寿記念や健康祈願で一般の方から奉納された桜がたくさん植えられています。

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弁天堂周辺のソメイヨシノは咲き初めです。

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お昼を過ぎ、暖かくなってきたので、甲羅干しの亀さんも気持ちよさそうでした。(^^)ここは、紅葉の名所【前ぶろぐ06/11/26】 ですが、桜の季節も十分楽しめます。

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そして、最後に寄った「三宝院」です。歴代座主が居住する坊で、慶長3年(1598)、豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して、自ら基本設計した庭園を見ることができます。(内部、庭園の写真撮影はできません。)この庭には桜の木がないのですが・・・三宝院の前には大きなしだれ桜があります。

 

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ちょうど咲き始めたところでした。

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三宝院の奥にある「憲深林苑」の桜が見頃でした。小振りでピンク色の彼岸桜?がきれいでした。

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醍醐寺 http://www.daigoji.or.jp/ 拝観所要時間:90分~(3ヶ所拝観の場合)

拝観料は各所大人600円、中高300円です。2ヶ所拝観1,000円(500円) 3ヶ所拝観1,500円(750円)の共通券もあります。小学生以下は無料です。

醍醐寺には駐車場があります。(700円)ただし、ピーク時は、ほとんど停めることができません。また、探せば私営の駐車場(1,000円~2,000円ぐらい)が少しあります。ただしこちらもピーク時は満車です。公共交通機関がおススメです。地下鉄醍醐駅から徒歩10分弱です。

醍醐寺の桜は以前もご紹介しています。【12/4/8】【11/4/09】にて。下醍醐上醍醐もご案内しています。【08/04/02】【07/04/03】【10/04/06】【10/04/06】【11/4/09】歴史&紅葉は【06/11/26】