魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

米のおいしさと日本語

2020-04-05 | グルメ(自宅)
私が最近ハマっているのは
ステック状のおにぎり。



これは夫が炊いた新生姜の炊き込みご飯に
私作のヒジキと胡麻の
味噌味フリカケを混ぜたご飯。

ラップに巻いて形を整え
和風味付けのりで巻いて、チンして
アツアツのを、ラップをはがしながら食べる。

中華おこわのおにぎりには
韓国ノリが合う。

美味しくていくらでも食べられるので
ロカボ生活者には、きわめて有害。

あ~、お米ってなんでこんなに美味しいんやろ。

最近読んだこの本
『日本語はどこからきたのか
 ―ことばと文明のつながりを考える』(中公文庫)

この本がこの20年余りの中で
ダントツ面白く ⇒ 
長年の疑問が解消した本。
まさに、カルチャーショック。

日本に米が伝わったのは紀元前400年。
中国や朝鮮からではなく
南インドのタミル地方からだったなんて(@@)

南風に乗って日本にやって来た
タミル人が、米を持って来た。

その頃のインドで作られていたのは
細長いインディカ米ではなく
丸いジャポニカ米なのだと(@@)

私の孫達も習っていないことが
いっぱい書かれている。

当時の日本列島に住む人(縄文人)達は
米のおいしさに魅了され

かつ、安定した食糧を得るために
米の栽培を作りをしたいと思った。

そのためには、彼らの言葉を理解し
皆で使わなければ、米は作れない。

現代でも、世界の海で
マグロ・スケトウダラなどを獲る船内では
いろんな国の人達が働いている。

漁労長が話す日本語を理解し
話さなければ仕事はできないので
皆が日本語を使うのと同じなんやな~と納得。

なので、極めて短期間に
米作と日本語の基礎語が
日本中に広がった。

正月・小正月の行事なども
タミル地方ととてもよく似ている。

文法・発音だけでなく
日本の短歌とタミルの詩は
5.7.5.7.7 でそっくり\(@@)/

お相撲さんが踏むシコ(四股)も
タミル語がルーツ。

漢字で書くなら醜(シコ)が正しく
四股は当て字。

「醜=みにくい」という
 よろしくないイメージが強い漢字だが

「力強い」「ごつごつしている」
「力強く土を踏みしめる」

という意味だそうな。
「白鵬」などの四股名も醜名が正しい。

そこで思い浮かぶのは
醜女(シコメ)

そこで気づいた!
美女⇔醜女(ブス)ではなく

シコメとは力が強く
仕事をバリバリできる女

という意味なのだと思う。

農作業をし、日焼けして
体に泥が付いているような女は
美女ではなく、醜女なんや。

中国では纏足された小さな足で
なよなよと歩く女は美女。

纏足されず労働力として育てられた女は
「大足女」
と、蔑まれたのと同じなんやと思う。
 
などなど…、想像がどんどん広がっていく。

壮大な歴史ロマンを考えながら
美味しいご飯を作って
味わう楽しみを皆が知っていると
人生を豊かに過ごせると思う。

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