魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

この正常頭形の子の母は?

2023-07-03 | 妊娠・出産

7/1(土)の京都施術に来られた
産後2か月足らずの母子。

「天使の寝床」に寝ている
赤ちゃんの寝姿の美しさ
親指はちゃんと外に出ていて…

「写真を撮りたい!」と思ったが
施術、頭コロコロ…と
次々に働かねばならず、撮れず😥

そして、その子の施術の順番になり
頭を見て、触れてみたところ
美しさに感動してしまい

私が抱き上げ、その姿の
写真を撮ってもらった。

◎後頭部(緑の矢印の先端あたり)から
 先進して生まれるのが本来の正常。

なのに、近年は
△頭頂部(黄色の矢印の先端あたり)から
 先進して生まれる子が圧倒的に多い。

ママにそう説明すると
「京大病院でも『後頭部から生まれてきた』
 と言ってもらえました」と。

「こんな正常な頭形の子を出産した母は
 きっと健康な、きれいな骨格の
 持ち主に違いない」

と、多くの人々が思われると
私は想像するのだが

実は真逆で、私が開業以来25年間で出会った
最高レベルのハイリスク妊婦。

多くの難しい病気を持っておられるため
出産したのは京都大学病院。

妊娠中に私の施術を1回受けられた後
入院となり、オマケに
出産予定日前には
血小板も減少し、退院させてもらえず…。

なのに
「陣痛促進剤を少し使っただけで
 あとは自然に産めました」と👀‼️

彼女くらいのハイリスクだと
血液内科医・小児科医
さらには脳神経専門医などに
スタンバイしてもらって
分娩に臨むところがあっても
不思議ではない。

分娩時に、いきなりそんな体制を組むのは
難しいので、予定帝王切開とするのが
この日本では普通だと思うが…。

私が京大産科働いていた時も
様々な、最高レベルの
ハイリスク妊産婦のケアに当たった。

「出血時間30分以上、測定不能」という
血小板無力症の人

心臓移植しか救う道はないという
拡張型心筋症の人。

その他
再生不良性貧血・糖尿病・膠原病・筋疾患
妊娠高血圧症候群(当時は 妊娠中毒症)
大動脈園症候群(当時は 脈なし病)
心疾患・腎疾患・肝疾患
甲状腺疾患・精神疾患…と
様々な重症妊産婦のケアに当たったが

産科的適応で帝王切開となった人はあっても
「疾患があるために」との理由で
帝王切開になった人は、1人もいない。

そんな重症者でも
できるだけ自然分娩を目指すのが
京大産科の理念であり
守り続けられてきた。

それが今も守り続けられていることも分かり
いっそう感激した。

彼女が産科的適応で帝王切開にならなかったのは

「『骨盤メンテ3』に載っている体操を
 続けていました」とおっしゃるように
セルフケアを続けておられたからだと思う。

これだけの病気を抱えての出産は
私に言わせれば「命を懸けたお産」。

それでも、妊娠出産を通して骨格を整え
セルフケアを続けることによって

「妊娠前よりも健康な体作りに成功した」
とも言える。

さすがに難しく、硬くて
頑固なゆがみをお持ちのため
私の施術では直りきらず
7/1(土)、太郎孫の施術を受けていただいた。

   (この写真の方は別の方です)

気に入っていただけたようで
8月の太郎孫の来る日に
施術予約を取ってくださった。

「どんなハイリスク妊婦でも
 妊娠~産後(生後)の
 整体テイクケア+セルフケアで
 健康な母子を育てられる」

との私の確信は、ますます深まった。


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