8/10(土)の芝施術に来られたMさんの左手は
大きな包帯ですっぽりと覆われている。
「空手で受け損なって骨折したんですよ」
と、X線写真を見せて下さり
見ると、人差し指の中指骨に
斜めの黒い線が入っている。
↓
私は、塾長の言葉を借りて ↑
「攻撃を受けるときは、鳥の羽根のはたきで
フワッと埃を払うように受けないと…」
と、Mさんに言いながら
その表面にできたガングリオンのようなコブを
ロールティッシュでコロコロ。
コロコロしながら
「そう言えば…、私はまだ生まれてから一度も
骨折したことがないな~。
空手を始めてから9年たったが
骨折も捻挫もしたことがないな~。
それは塾長の教えを守って
柔らかく、柔らかく、ふわっと受けるよう
意識して動いているからや」
と思いながら、塾長の動きや
YouTube で見る
芦原英幸先生 (塾長の師匠) の動きを回想。
少しでも彼らの動きに近づきたいと思いながら
細々と空手を続けているのだが…
3カ月ほど前だっただろうか?
NHK TVの「映像の世紀 バタフライエフェクト」#64 香港
を見ていたところ
ブルースリーが現れて、ビックリ! 見入ってしまった。
・・・・・・・・ブルースリーの言葉より・・・・・・・・・・・・
あるとき 一人で海に出た
海の上で 過去の様々な鍛錬に思いをはせるうち
自分に腹が立ってきて 拳を水に突き入れた
その瞬間 ある考えに打たれた
この水こそカンフーの精髄ではないか?
一見 弱そうでいて もっとも硬い物質にも染みわたる
これだ! 水のようになりたい
形を取り去れ 型を捨てろ
水のように
水はカップに入れたらカップに
急須に注げば急須にる
水は流れることも砕くこともできる
水になれ 友よ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こう語った後、友と空手の組手のように
動かしている手が、水をイメージさせてくれる。
上の2枚の写真は PCで見た U-NEXT の画面をスマホで撮影したものです
そうや、塾長の動きも、芦原先生の動きも
ブルースリーの動きも
とても良く似ているのは、水の動きなんや!
と気が付き、私も水のように動こうと
意識するようになってから
少しばかり、空手が上手くなった気がする。
水のように動けば
岩のように硬い拳に当たっても
手を骨折することはない。
でも、空手初心者には
水と言うより、羽根のはたきと言う方が
わかりやすいのかな?
まぁ、どっちも使えば伝わるに違いない!
幸い
空手自主練でもエンジョイ空手でも
骨折や捻挫をした人は誰もいない。
空手のような物理的な動きだけでなく
言葉による攻撃にも
水に化身して受けるといいんやろな~。
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