昨年の後半に京都トコ会館で開かれた
総合ベーシックセミナーを受講していた助産師Mさんは、
友人から赤ちゃんの
出ベソ(=臍ヘルニア=さいヘルニア)の
相談を受けていた。
Mさんは、その友人に了承していただき
写真をもらえることになった。
↓ (11/3)
反りが強く、丸く抱くこともできず ↑
泣くといっそうひどく臍が出る。
メッシュの“おひなまき”を持っていないので、
購入し届くまでは代用し、
薄い布で “まるまるおくるみ”に。↓ (1/3)
約1時間後、固く反った体がゆるみ
ピカピカに光った臍の皮膚に緩みができた。
二人とも「“まるまるおくるみ”の効果は絶大!」
と感じ、続けることとし
1~3日ごとに写真や動画を撮影。
11/18の動画はこちらからご覧いただけます。
それから4ヶ月間にわたって、Mさん経由で私に届いた。
↓ (11/25) ↓ (11/28)
↑ ↑
どちらもまだ顎を上げ全身を反らせている。
↓ (12/4) ↓ (12/13)
↑ ↑
顎を上げなくなり、反らなくなってきた
↓ (12/21) ↓ (1/21)
臍が膨らまなくなった。あともうひといき。
↓ (2/6) ↓ (2/6)
ここまで来ればもう大丈夫。
↓ (3/3) ↓ (3/3)
“まるまる育児”で臍ヘルニアがなぜよくなるのか?
“おひなまき”の中で布を蹴ることにより
⇒臍輪を取り巻く靭帯や腹筋が強化
⇒腹直筋離開や臍輪閉鎖不全が改善
+反らず泣かなくなる⇒腹圧軽減⇒臍ヘルニアが改善
Mさんの熱心な“おひなまき”指導などで、
このように良くなってきた。
ママのがんばりにも拍手!
これと同程度の出ベソで手術を受け、
術後は感染症で病院通い…(-"-;
手術で臍は出なくなったものの
強い腹直筋離開は治らず
運動苦手になった男子もいる。
私はその頃はまだ
「キッチリ“おひなまき”を続ければ
大丈夫。きっと良くなる!」
と言いきれなかった。
今となっては反省している。
でも、その子も今は腹直筋修復体操に
励んでいるので、きっと良くなり
運動もできる子になると思う。
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