先週、佐野洋子さんが亡くなった事を知りました。
昨年11月の事だったらしいです。
佐野洋子さんは、私に絵本の凄さを教えて下さった作家です。
皆さんもご存じかと思いますが、「100万回生きたねこ」には本当に感銘を受け、
私の絵本への考えを、全く覆されたと言っても過言ではありません。
「おぼえていろよ大きな木」「おじさんのかさ」・・・うちにもたくさんの本があります。
辛口のエッセイも大好きでした。
鳥取にもいらした事があって、レッスンを休ませていただいて、いそいそとお話の会に行ったものです。
当時結婚していらっしゃった谷川俊太郎氏とご一緒で、著作でも有名な鳥取日赤の医師、徳永進氏との
3人トークは、今でも強く印象に残っています。
若い頃、結婚する友人2人にこの本を送ったことがあります。
10年くらい前に出会った時、子供たちがあの本をずっと読み継いでいる・・・と教えてくれました。
大切に読んでくれて、何よりもの贈り物になった事を知り、とても嬉しかったです。
谷川俊太郎氏が「一人暮らし」というエッセイを出された時、離婚された事を知りました。
結婚された時も、センセーショナルでしたが、離婚も衝撃的でした。
嘘いつわりのない、まっすぐな人。
絵本も、かわいいとか、優しいとか、そういう事を超えて、子供にも、もちろん大人にも、
真実とは何か、人間とは何かを語りかけていたように思います。
改めて、佐野洋子さんの絵本を読み返したいし、皆さんにも広く読んでいただきたいです。
恥ずかしながら、読んだことはありませんでした。
「100万回生きたねこ」も本の名前と、絵表紙だけはなぜか、知っていました。
子供の絵本を借りに、週一回は図書館に行っているので、借りてみました。。。
何度読んでも、最後に泣けてきて・・・。
子供は、本が読み終えると最後に「なんで生き返らん?」
と何度も聞き返してました。
子供も気に入って、毎日夜寝る前にこの本を持ってきます。素晴らしい本なのでぜひ、今度は買いたいなあと思っています。
佐野さんの本をもっと知りたくなったので、他の作品も読んでみようと思います。
佐野洋子さんの「100万回生きたねこ」を始めて手にしたのは、大学を出てすぐの仕事を始めた頃でした。
子供たちに何か良いものをと思い、いろんな本を買っていましたが、この本に出会った時の衝撃は忘れられません。
佐野洋子さんってどんな人?
ものすごく興味をそそられ、絵本ばかりでなくエッセイなども読んでみました。
亡くなられたのは、とても残念ですが、たくさんの素晴らしい本を残していかれました。
本当にまっすぐで正直な人だったんだと思います。
他の本もとても興味深いです。
子供が読んだら、面白いと思うだろうし、大人が読んだら、何か深いものを感じる・・・そんな本ですよね。
きっと子供も深い所で何かを感じているのだと思います。
佐野洋子ファンまた一人増えましたかね~
子供さんもだから、一人じゃないか・・・
子供さんに気に行ってもらえて、嬉しいです♪